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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/12/18:34

04150700 雨にあたると髪が抜ける

50代以上の方は、「雨に当たるとハゲる」なんて言ってませんでしたか?

今では髪が抜けたところで全く気にはなりませんが、実はこの雨と髪の関係は単なる都市伝説ではなく、ちゃんとした根拠のある大変怖い事実が隠されていました。





放射性物質による風評被害は、農産・海産物に限らずヒステリックな常軌を逸した状態になっています。

信じられないのは、昨年仕込んだ日本酒に納入先から“汚染されていない証明”を求められたり、工業製品まで同じような証明を求められているというのです。

頭を抱えてしまったのは、福島県いわき市の運送会社のトラックに「いわき」ナンバーの印象がよくないからと出入り禁止になったなど、そこまでするかという事実もあります。

これだけではありません。

原発事故の被災者に、一時避難先から放射線を浴びていないという証明を求められたこともあるそうです。

歴史好きな私は原爆投下後の被爆者に対する差別と同じことが起きているのです。

「放射線は胎児に影響を及ぼすから、福島の娘とは結婚できない」とまで裏では言われているというのです。これは、広島・長崎の被爆者に対しても全く同じことが言われました。

これでは風評被害どころか、放射性物質差別というべきです。

こうした「差別」は日本だけでなく、世界中に広がっています。食品だけでなく工業製品にまで、そうした差別が広がり始めています。

さて、雨でハゲてしまう話ですが…、実は冷戦時代、核実験が頻繁に行われていたために、日本には大量の放射性物質が降り注いでいたのです。

放射性物質は軽視できませんが、冷戦核実験時代の放射性物質による健康被害は疫学的に確認されておらず、こうした事実を私たちは知るべきです。

米ソが大気圏内の核実験を繰り返していた60年代、セシウム137は1平方メートル当たり548ベクレル90年代には平均で50ミリベクレルですので、60年代に東京では90年代の一万倍の放射性物質を浴びていたのです。これは、セシウムだけでなくストロンチウムも高い値を記録し、それを知らされないまま日本人は生活していたのです。

当時、水道水から許容範囲を超えることも何度かあったものの、住民に不安感を与えないようにと伏せられたままだったそうです。

これにより健康被害は確認されておらず、今はただ放射線を恐れるだけで、まったく正しい判断がなされていないというのが現実です。

実は、いまだに放射性物質が日本に飛んできていることは注目されていません。

かつての核実験で放出された放射性物質が、中国の土壌に含まれ、春になると黄砂に乗って日本に降り注いでいます。

日本在住の中国人が次々と帰国しましたが、中国国内では放射性物質のことを全く知らされていません。

いかに、放射性物質の風評被害がいい加減なものか、おわかりいただけると思います。

核実験で意図的に自国民を被曝させデータを得た国もあったのです。敢えて、ここで国名は挙げませんが。こうした国が、日本を危険視し汚染の危険度の低い日本製品の輸入を止めようとしています。完全にアレルギー反応です。

核実験をしていた国の国民が、今回の原発事故で一目散に逃げ出したように、自国から脱出したでしょうか?

原発を必要以上に怖がり、このままでは被災者の生命に危険が及ぶことも考えられ、私たちは冷静な対応が今こそ必要であり重要なことではないでしょうか。

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