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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/12/16:07

04140700 戦闘ストレス対応

戦闘ストレスについてお話しましたが、自衛隊は手をこまねいているわけではありません。





第1ヘリコプター団が前進配備されている陸上自衛隊霞の目駐屯地(仙台)と中央特殊武器防護隊が待機する陸上自衛隊郡山駐屯地に戦闘ストレス対処コースを修了した幹部が配置されました。

草分け的存在のカウンセラーも招集し、東北に派遣されている各部隊を日夜回っているそうです。

陸上幕僚監部では、さらに具体的なプログラムを計画しており、陸上自衛隊内では全く問題ない対処が行われています。

こうしたケアは、とにかく喋らせることだそうです。地震に対する「怖さ」を口にしてみてはどうかと皆さんに勧めたのは、こうしたことがあるからです。

悩みや恐怖感を吐き出し、弱音を吐くのは恥ずかしいことではないと諭し喋らせるそうです。大事なのは、現場から外さないこと。現場から外すと、社会復帰も難しくなるといわれます。

つらいことから逃げれば楽になるのはわかりきったことです。部隊から外し、つらいことから逃げ出させると、社会生活でも常に逃げることを考えるようになってしまうのだそうです。

こうしたメンタル・ケアのほかに、前方戦力回復所を設営し、派遣隊員の体力・気力の回復ケアも実施されているそうです。

しかし、今後の問題として、私が勧める部隊の再編などにより、原隊に復帰した場合、PTSDやバーンアウト・シンドローム(燃え尽き症候群)の心配があるとされています。

これは、日航機事故で多く見られています。派遣活動では士気が高く仕事をこなしていた隊員が、任務終了後、不眠・幻聴・食欲不振などを訴えたそうです。

日航機事故と比較にならないほどの大規模かつ長期的な任務で、今後、どれだけの隊員がPTSDやバーンアウト・シンドロームを発症するか危惧されています。

さらに、復興が完了した暁には、どうなるのか…。現在、多くの賞賛の声がある分、それが全く無くなるのですから絶望してもおかしくはないでしょう。

自衛隊嫌いが非人道的な任務を課し、それを省みることなくにやけた顔を晒す菅直人、ファッションショー気取りで日替わりで陸海空の制服を着こなす北澤俊美。この両名への裁きは迅速に行うべきです。

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