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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/25/00:11

05110700 浜岡原発停止 第二報

菅首相の異例の全面停止要請は、各界に波紋を広げています。

表向きは、国民の原発に対する不安感を軽減させるかのようですが、実際には自らの東日本大震災対応への不備による失態を糊塗するのが目的であり、5月26日からフランスで開かれる主要8カ国首脳会議に出席し、福島原発に対する対応のまずさを、国際社会からの批判をかわすこともあるようです。

どこまでも姑息、自分の立場しか頭の中にはないようです。





その証拠に、政府内で浜岡原発停止を検討された様子はなく、こうした「英断」を下したと印象付け、支持率アップに繋げるという、これまたパフォーマンスの可能性もあるのです。

通常、常識があれば、事故原因を精査するのは当然のことです。

原因を究明し、その時に何ができて何ができなかったのか。できた事でも、充分だったのかどうか。できなかった事は何が理由できなかったのかなど、当時の状況から全ての情報を集め検討され、それが他の原発に反映すべきだと思うのです。

電源がなかったから___電源車!
ところが、電源車を装備させても、規格がバラバラというのですから、保安院は機能していないのは言うまでもありません。なお、福島原発事故にはアメリカからガスタービン発電機提供の申し出がありましたが、日本はこれを断っています。

そうしたことが全く究明されないまま、唐突に「浜岡原発を停止してください」では、反原発団体に迎合しているだけにしか見えません。

しかし、現実問題としてトヨタの半数以上の工場が愛知県を中心とした東海3県に集中し、浜岡原発の停止で計画停電等になれば、東日本大震災で部品調達不足が秋以降に解消され、生産の遅れを取り戻す計画が、根本から計画の変更が迫られることになりそうです。

さらに、東日本大震災と原発事故で、東海地方に生産拠点を移し増産している会社などに影響が大きく、浜岡原発の停止は日本経済に大きな打撃となるのは必至です。

個人的には陰謀好きではありませんが、これでは、菅直人は日本を破綻させるのが目的のスリーパーとしか思えなくなります。震災を利用し原発事故を悪化させ、今度は浜岡原発を停止させ、日本経済に打撃を与える。

それほど、菅首相の行動は不可解であり、理解に苦しむところが多々見られます。

浜岡原発も問題がないわけではありませんが、それよりも、皆さんが外を歩く時上を見上げてください。

電信柱が林立し、中には巨大なトランス(変圧器)が載っていませんか?
ビルやマンションにはあらゆる看板があり、屋上には巨大な看板まであったりします。
巨大地震に備えるのであれば、こうした所にも目を向けるべきでしょう。変電所を耐震化し、地震でも停電しにくくするとか、やらなければならないことが山ほどあるのです。

中国六朝時代、晋という国に孫楚(そんそ)という人物がいました。孫楚はある時、「枕石漱流」(石に枕し、流れに口をすすぐ)というものを、言い間違えて「漱石枕流」(石に口をすすぎ、流れを枕にする)と言ってしまいました。それを指摘され、「石に口をすすぐのは歯磨き、流れを枕にするのは耳を洗うため」と言い張ったといわれています。

〝負け惜しみが強く、自分の誤りを無理矢理こじつけて言い逃れる〟ことの例えとされるようになりました。

菅直人君、震災・原発事故対応は漱石枕流ばかりです。

あなたは力強く言い切っても、それは全て覆ってばかりです。そんなことばかり繰り返しているから、国民はあなたを全く信じられなくなりました。

震災対応中にボートを浮かべてたバカ、海外に行ってゴルフを堪能したバカ、県議ではありますが震災を陰謀だと騒ぐバカと、その程度のスタッフでご苦労されているのは理解していますが、あなたは権力の座や組織を護るのではなく、国民の生命財産を護るのが仕事であるこを思い出し、これまでの齟齬やミスをすべて告白し国民に謝罪して、軌道を修正すべきです。でなければ、早々に消えていただけませんか。

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