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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/21/05:44

04280700 歩き回る危機 菅直人

政府の震災被災者への対応は相変わらず理解できない状態が続いています。

25日16時現在、死者14,358人、行方不明11,889人、避難者130,904人という本当に厳しい現実があるにもかかわらず、閣外協力どころか挙国一致内閣すら出来上がっていません。

私の記憶違いでなければ、震災直後に「挙国一致内閣」をぶち上げたのは自民党だったはずです。菅直人首相がそば屋の出前よろしく電話で谷垣自民党総裁に入閣を求めましたが、これまた破談。

民主党も無責任ですが、無責任でいえば自民党も同罪です。





菅直人首相は、自党に反感(菅)の雰囲気が漂い出すと、ふられても未練がましい男のように自民党にひたすら求愛を続けています。

「できれば力を借り、ともに復興計画を立てていく形が生まれることを切望する」と、未だに具体的な復興プランすらできてはいません。

政治的な駆け引きで、被災地はどのような状態であるか忘れているようです。

遅れる仮設住宅の建設に、全国の自治体からホテルや旅館で受け入れると伝えられています。交通費、滞在費は自治体が負担するというのですが、まったくこの話は進んでいません。

これまた、菅直人の失態です。

災害救助法では被災者の宿泊費は最終的に国が負担することになっており、予算の割り振りが決まっておらず、避難者を受け入れる自治体がホテルや旅館を借り上げられないでいるのです。

菅直人よ、やるべきこと、やらなければならないことはあるはずだ!

みんなの党代表渡辺喜美氏が、「震災直後にすべての野党が復興に協力すると合意し、政府と各党の震災対策合同会議を作った。大連立などなくとも、必要なことは全閣僚と各党党首の会議を開いて決めることができるはずです。それなのに、なぜ菅首相は自民党との連立にこだわるのか。菅首相がわざわざ計画作りを引き延ばしているのは、復興利権を撒き餌に自民党を連立に誘い、自分の政権を延命させるためとしか思えない」と語っています。

仮設住宅の手当てもままならないのに、菅首相はエコタウン構想までぶち上げるという空気を読めない状態。

巨大津波、原発事故で危機的状況だというのに、菅直人がこのまま首相の座に居座ることは、さらに危機的状況を増やすだけでしょう。

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