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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :03/13/19:51

02281846 大津波警報発令中!

27日03時34分(現地時間)にチリで発生した巨大地震で津波が発生し、日本では大きな津波が観測されています。





自衛隊は28日10時00分に防衛大臣が自衛隊の各部隊に津波到達が予想される地域の自治体と連携し、情報収集を急ぐよう指示を出しました。陸海空の航空部隊からは情報収集のために航空機も派遣されているようです。

ご存知の方も多いと思いますが、津波は各国で一般的に使われています。

今回の津波は、13時過ぎから津波の第一波を観測しましたが、津波は複数回襲来し、10回以上に及ぶこともあるそうです。第1波より第2、第3波が大きくなる傾向にあります。

大きな津波が襲来する前に「引き潮」が起きるという伝承があります。

スマトラ沖地震では引き潮が起き、魚を競って獲り犠牲になった人もいたそうですが、日本海中部地震では引き潮がなく津波が襲来したこともありました。津波襲来前に引き潮が起きるのは、条件によって異なり、津波が襲来する前兆現象として具体的にあげることは難しいとされています。

外洋では津波の高さは数十㎝から2~3mで、波長は100㎞を越え、海面の変化が小さく、外洋では津波に気づくことはありません。

最近では情報が多く誤った伝承の存在が明らかになり、津波に対する警戒感も強まりましたが、かつては「地震が起きたら海へ逃げろ」と流布され、津波による死者が多く出た大地震もありました。

波の「高さ」が誤解を生む原因になっています。

2mの波が海岸1mに押し寄せるのと、2mの津波では水量がまったく違い、通常の波ではドラム缶数本分であるのに対し、津波は競泳用プール数杯という違いが、大きな被害を出します。津波は「水の壁」と理解すべきです。

対策はとにかく「高台に逃げる」しかありません。地震が起きたら、警報を待たずとにかく高台に逃げるしかありません。数十㎝の津波でも水量によっては漁船を転覆させたり、人を海に引きずり込むので津波の高さだけで判断することは危険です。

鎌倉大仏が露座なのはご存知の通りですが、かつては大仏殿に安置されていたものが、大規模地震による津波で建物が倒壊し、露座になったと伝えられています。

世界のいたるところで巨大地震が起きており、地球はこれまでとは違った地殻変動期に入たのかもしれません。災害などで心がけなければならないのは、まずは自分の身は自分で守ることが第一です。自分の安全を確保してから、周囲にいる人に助けの手を差し伸べてください。

そして、今回の津波はいい機会ですので、みなさん自身で地震や津波について学んでください。それが、身を守る第一歩となると私は思います。

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