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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/13/19:52

04210700 元自衛官のリーダーシップ論

むなしいニュースを目にしました。

首相官邸で民主党の田中慶秋衆院議員らと菅直人が会談し、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故対応に、「わかりやすくスピードのあるシステムをつくり、リーダーシップを発揮してほしい」と要請したそうです。

菅直人もバカですが、リーダーシップの無い人間にリーダーシップを求めるのは、菅直人以上にバカです。福島原発のお膝元の出身ですが、この程度では原発事故の被災者も不安が募るだけでしょう。





リーダーシップなどと日本語ではないため、曖昧な解釈が多いのかもしれません。そのために、こうしたバカバカしいとしか言い様が無い行動をしてしまうのでしょう。

リーダーシップとして、孫子は智・信・仁・勇・厳の5つを揚げています。わかりやすいものでは、プロイセン軍の軍人であり、軍事学者であるクラウゼヴィッツは知性と情熱を兼ねる高度な精神、危機を顧みず自身の行動に責任を負う勇気、不確実な事態における洞察力、洞察に基づく具体的な行動をする決断力を挙げています。

孫子、クラウゼヴィッツの挙げるリーダーシップに、菅直人は全くリーダーシップが無いことは明白です。

政治家は専門家のような顔をしていますが、所詮は素人でしかありません。素人が選挙で専門家になったような錯覚をしているだけです。

それを気づけば、まだ救いはありますが、全く気づくことがなければ菅直人のようになってしまいます。

菅直人だけではありません。民主党政権の閣僚全員が、リーダーシップは全く持ち合わせていません。その証拠に、閣僚で被災地に入った閣僚がいるでしょうか?

安全な地域で、能書きを言っているのが関の山です。

一国の首相をバカ呼ばわりして申し訳ないとは思いませんが、最も必要とされるものが欠落しているため、リーダーシップが発揮されないと思います。

それは、「覚悟」です。

軍事組織では、軍人が必要とされる事態は国家が危急存亡の時です。その際に、直に事態処理に当たるのですから、そのプレッシャーは想像できるものではありません。軍事組織のトップの判断の誤りは、部下を死なせることであり、自身の死にもつながります。そして、最悪の事態となれば国家の存続すら危うくなるのです。

菅直人には覚悟が全くありません。

責任転嫁、責任逃れを常套手段とし、手柄は一人占め。これでは、優秀な部下が居ようとも動くはずはありません。

さっさと消えてくれればいいものを、いつまで生き恥を晒すつもりなのでしょう。大方の予想通り、増税の話も出てきました。自分たちがやるべき事、やれる事も考えず、国民に負担を強いるだけの選択しかできないのは、無能の証しではありますが、このままでは日本はどん底まで一直線です。

このまま黙って見ていて、次の選挙を待っているだけでいいのでしょうか?

未曾有の国難に、私たちは立ち上がる時なのではないでしょうか?

それが、被災地を救うことの早道なのではないでしょうか?

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