憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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02260643 | [PR] |
05210700 | 一服すっぺよ~! ~6~ |
私は週刊ポストを応援しています!
私は「威勢のいい話」は嫌いです。
今回の原発事故でも、「煽り報道」からも目を逸らしました。
威勢のいい話をする人は、その場限りの話ばかりで、カネになるからそんな話をしているだけで、実際に何か起きても何ら行動しません。私の軽蔑するT神氏もご多分に洩れずといったところです。
煽り報道は、人間の怖いもの見たさにつけ込み、販売部数をアップさせるのが目的なのはミエミエで、そんな「おれおれ詐欺」のような手法に引っ掛かりたくありませんので、怖いもの見たさがフツフツと湧き出していても、絶対に手にはしません。
某タブロイド紙の一面トップ『ただいま温度上昇中、余震で再臨界…福島3号機は危機的状況』とありました。
これを見ると、メルトダウンした原子炉に余震が来たら再臨界となるようですが、記事を読むと「最悪の場合、再臨界の可能性も取りざたされている」とトーンダウンしています。
再臨界→爆発と連想してしまいますが、放射性物質を置いておくだけで爆発するのであれば、簡単に核爆弾が作れることになります。冷静になれば、再臨界が起きても爆発はないことくらいわかります。
面白いのは、メルトダウンは昨日今日に起きたのではなく、震災当日の数時間後に起きており、余震は数百回ありましたので、余震で再臨界するのであれば、何故、今日まで再臨界状態にならなかったのでしょう???
これは、メディアが慈善事業ではないから起きるのです。販売部数や視聴・聴取率をアップさせるために、このような「ウソ」ではない範囲で不安を煽り数字を上げるのです。
私が何故、週刊ポストを応援しているかといいますと、今回の震災・原発事故報道では、一切「煽り」がありませんでした。赤字で分社化されるかもしれないのに、煽りをせず冷静な対応を国民に呼びかけることなど簡単にできるものではありません。
こうした姿勢を高く評価しますし、瓦版的思考から抜け出せないでいる日本のメディアでは貴重な存在です。
震災までよく聞いていたラジオ番組がありますが、このパーソナリティが意気地のない男で、チェルノブイリ事故でガイガーカウンターを買ったほどの放射能アレルギーでした。
原発事故後、「政府や東電は情報を隠蔽している」とお決まりのように番組スタートで話すようになり、全く聞かなくなりました。
ラジオの大御所みたいに扱われていましたが、全くの「無知」であることがわかったからです。
チェルノブイリ、スリーマイルの事故で、旧ソ・アメリカ両政府とも情報を隠蔽し続けました。イギリスでは、1957年にウィンズケール原発で火災事故が発生し史上最悪の海洋汚染を起こしましたが、このデータが公開されたのは1987年になってからでした。フランスでも同様の隠蔽がありました。原発事故に関してはどこの国も「隠蔽」しているのです。
それを、日本政府だけが隠蔽しているかのような神経過敏な反応は、私には「煽り」と同じに聞こえます。
私は、これからも異色の存在である週刊ポストを買い続けます。こんな時だからこそ、「煽り」ではなく冷静な話を求めたいのです。ポスト編集部の皆さん、頑張ってください!
私は「威勢のいい話」は嫌いです。
今回の原発事故でも、「煽り報道」からも目を逸らしました。
威勢のいい話をする人は、その場限りの話ばかりで、カネになるからそんな話をしているだけで、実際に何か起きても何ら行動しません。私の軽蔑するT神氏もご多分に洩れずといったところです。
煽り報道は、人間の怖いもの見たさにつけ込み、販売部数をアップさせるのが目的なのはミエミエで、そんな「おれおれ詐欺」のような手法に引っ掛かりたくありませんので、怖いもの見たさがフツフツと湧き出していても、絶対に手にはしません。
某タブロイド紙の一面トップ『ただいま温度上昇中、余震で再臨界…福島3号機は危機的状況』とありました。
これを見ると、メルトダウンした原子炉に余震が来たら再臨界となるようですが、記事を読むと「最悪の場合、再臨界の可能性も取りざたされている」とトーンダウンしています。
再臨界→爆発と連想してしまいますが、放射性物質を置いておくだけで爆発するのであれば、簡単に核爆弾が作れることになります。冷静になれば、再臨界が起きても爆発はないことくらいわかります。
面白いのは、メルトダウンは昨日今日に起きたのではなく、震災当日の数時間後に起きており、余震は数百回ありましたので、余震で再臨界するのであれば、何故、今日まで再臨界状態にならなかったのでしょう???
これは、メディアが慈善事業ではないから起きるのです。販売部数や視聴・聴取率をアップさせるために、このような「ウソ」ではない範囲で不安を煽り数字を上げるのです。
私が何故、週刊ポストを応援しているかといいますと、今回の震災・原発事故報道では、一切「煽り」がありませんでした。赤字で分社化されるかもしれないのに、煽りをせず冷静な対応を国民に呼びかけることなど簡単にできるものではありません。
こうした姿勢を高く評価しますし、瓦版的思考から抜け出せないでいる日本のメディアでは貴重な存在です。
震災までよく聞いていたラジオ番組がありますが、このパーソナリティが意気地のない男で、チェルノブイリ事故でガイガーカウンターを買ったほどの放射能アレルギーでした。
原発事故後、「政府や東電は情報を隠蔽している」とお決まりのように番組スタートで話すようになり、全く聞かなくなりました。
ラジオの大御所みたいに扱われていましたが、全くの「無知」であることがわかったからです。
チェルノブイリ、スリーマイルの事故で、旧ソ・アメリカ両政府とも情報を隠蔽し続けました。イギリスでは、1957年にウィンズケール原発で火災事故が発生し史上最悪の海洋汚染を起こしましたが、このデータが公開されたのは1987年になってからでした。フランスでも同様の隠蔽がありました。原発事故に関してはどこの国も「隠蔽」しているのです。
それを、日本政府だけが隠蔽しているかのような神経過敏な反応は、私には「煽り」と同じに聞こえます。
私は、これからも異色の存在である週刊ポストを買い続けます。こんな時だからこそ、「煽り」ではなく冷静な話を求めたいのです。ポスト編集部の皆さん、頑張ってください!
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