憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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04300700 | メルトダウン暴走を続ける菅直人を止めてくれ! |
巨大地震、巨大津波、そして原発事故。
被災地では数多の人々が命を落とし、その後の対応の失敗で更に命を落とす人がいます。
この現実を首相官邸に陣取る政治家と霞ヶ関で惰眠を貪る官僚は、どこまで事態を掌握し、最前線に立つ被災者と救援活動に当たる人々と想いを共有しているのでしょうか。
いかに困難な事態に直面しようとも、最前線と後方が同じ想いであれば、そこには希望があります。
福島原発では東電職員、自衛隊、消防、警察が決死の覚悟で原子炉に立ち向かい、炉心やプールの温度は下がりました。
原子炉がもたらす危険性は下がりつつありますが、すでに拡散された放射性物質、現在も漏れ出る放射性物質の危険はまだ取り除かれてはいません。
こうした状況に不安を抱く人は多く、混乱も見られます。そして、この状況に便乗する反原発主義者も多数おり、曖昧な役人言葉を繰り出す政治家と官僚の前に不安は募るばかりでしょう。
野菜や牛乳などの農産物、水道水から規制値を超える放射性物質が検出され、汚染拡大の事実に、国民は一時パニック状態に陥りました。
ホウレンソウは洗い落とせるはずですし、原乳は放射性物質の拡散時期から考えると、牛からではなく搾乳段階での混入しかあり得ないにもかかわらず、頭ごなしに出荷停止にされました。
水道水は取水なのか出水なのか説明されていません。放射性物質は重金属ですので、浄水場では重金属が除去されるはずで、出水側からも検出されたのだとしたら、浄水場は重金属を除去できないことになります。
こうした説明が一切省かれ、Mr.福耳は「ただちに危険はない」と役人の作文をただ読み上げるだけで、国民は「将来は危険」と思うのは当然です。これで、政府は完全に信頼を失いました。
この、「ただちに危険はない」とは、役所では〝将来の責任回避〟のために使われているのです。放射性物質による癌が増えたといわれるのを見越しての言葉なのでしょうが、二人に一人が癌にかかる国ですから、余計な心配だともいえます。
不安になるのはわかりますが、考えてみてください。役人はウソをつけるほど、政治家のように肝は据わってはいません。役人はウソがばれれば処分され、それまで築いたキャリアは水の泡となりますので、役人はウソのではなく曖昧な言葉を使って逃げます。
この「曖昧さ」が、巨大地震、巨大津波、原発事故の後に、更に日本を大きな迷路に導いてしまったのです。
曖昧に肝要な私たち日本人ですが、今回の震災はこうした悪弊を修正する警鐘だと私は解釈しています。それができなければ、私たち日本人の将来は更に混迷を深めることになるでしょう。
被災地では数多の人々が命を落とし、その後の対応の失敗で更に命を落とす人がいます。
この現実を首相官邸に陣取る政治家と霞ヶ関で惰眠を貪る官僚は、どこまで事態を掌握し、最前線に立つ被災者と救援活動に当たる人々と想いを共有しているのでしょうか。
いかに困難な事態に直面しようとも、最前線と後方が同じ想いであれば、そこには希望があります。
福島原発では東電職員、自衛隊、消防、警察が決死の覚悟で原子炉に立ち向かい、炉心やプールの温度は下がりました。
原子炉がもたらす危険性は下がりつつありますが、すでに拡散された放射性物質、現在も漏れ出る放射性物質の危険はまだ取り除かれてはいません。
こうした状況に不安を抱く人は多く、混乱も見られます。そして、この状況に便乗する反原発主義者も多数おり、曖昧な役人言葉を繰り出す政治家と官僚の前に不安は募るばかりでしょう。
野菜や牛乳などの農産物、水道水から規制値を超える放射性物質が検出され、汚染拡大の事実に、国民は一時パニック状態に陥りました。
ホウレンソウは洗い落とせるはずですし、原乳は放射性物質の拡散時期から考えると、牛からではなく搾乳段階での混入しかあり得ないにもかかわらず、頭ごなしに出荷停止にされました。
水道水は取水なのか出水なのか説明されていません。放射性物質は重金属ですので、浄水場では重金属が除去されるはずで、出水側からも検出されたのだとしたら、浄水場は重金属を除去できないことになります。
こうした説明が一切省かれ、Mr.福耳は「ただちに危険はない」と役人の作文をただ読み上げるだけで、国民は「将来は危険」と思うのは当然です。これで、政府は完全に信頼を失いました。
この、「ただちに危険はない」とは、役所では〝将来の責任回避〟のために使われているのです。放射性物質による癌が増えたといわれるのを見越しての言葉なのでしょうが、二人に一人が癌にかかる国ですから、余計な心配だともいえます。
不安になるのはわかりますが、考えてみてください。役人はウソをつけるほど、政治家のように肝は据わってはいません。役人はウソがばれれば処分され、それまで築いたキャリアは水の泡となりますので、役人はウソのではなく曖昧な言葉を使って逃げます。
この「曖昧さ」が、巨大地震、巨大津波、原発事故の後に、更に日本を大きな迷路に導いてしまったのです。
曖昧に肝要な私たち日本人ですが、今回の震災はこうした悪弊を修正する警鐘だと私は解釈しています。それができなければ、私たち日本人の将来は更に混迷を深めることになるでしょう。
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