憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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02062106 | [PR] |
11130800 | 田中真紀子文科相 |
田中文科相は9日の閣議後の記者会見で、3大学の新設を「不認可」と発言したことを全面撤回し、改めて認可したことに「心からおわびを申し上げます」と謝罪しました。
確かに〝やり方〟はまずかったと思いますが、今回の真紀子爆弾のおかげで大学の許認可について市井の人間には理解できないことがたくさんあることがわかりました。
日本の4年生の大学は783校あります。
学生数は2000年代に入り減少傾向にありますが、92年に523校から増え続けている実態があります。これには、あの小泉純一郎の負の遺産「規制緩和」があります。
現在では大学の定員と学生数がほとんど同じ、今年の春の大学入試では私立大学の46%が定員割れでした。大学を選ばなければ、ほぼ全員が入学できるのが今の大学の現状になっているのです。
私の若かりし頃は、大学入試は厳しいもので狭き門なのが当たり前でした。羨ましい限りです。
大学の数が増えて、当然、質は低下し就職できない学生も増えており、大学生の就職難は経済問題だけではない側面もあるのです。
IT化が進みホワイトカラーの求人は減り、大学生は中小企業には見向きもしないので就職難は悪化の一途です。
このような現実を無視して大学を増やすというのですから、不認可でつべこべ言ってた関係者がいますが、増やさなければならない理由を手短に語るべきなのではないでしょうか。
興味深いのは、関係者はすべて「認可されるもの」との前提で動いていたということです。
認可される前に動き出すとは、民間企業では考えられないことです。
確かに開校する大学の許可を半年前になって取り消すのは乱暴ですが、法的な問題点を探してみましたが見つかりませんでした。つまり、真紀子爆弾に違法性はどこにもないということになります。
大学設置審議会への開設申請も真紀子流に言えば、文科省も「伏魔殿」のような有様です。
大学には国立大学法人には今年度1兆1600億円、私立大学には3200億円の交付金と助成金が出されています。
メディアは真紀子バッシングに血眼になっていましたが、こうした理解できないやり方を全く報じていません。
私は大学出ではありませんが、大学なんて閉ざされた世界で、ただの学歴欄に書き込むネタにしかなっていないような輩が少なからず存在しているのは社会人歴が長くなれば、誰もが知る事実です。
私の声など届かないでしょうが、真紀子さんの着眼は素晴らしく、今後もドンドン爆弾を落とし続けて欲しいものです。
確かに〝やり方〟はまずかったと思いますが、今回の真紀子爆弾のおかげで大学の許認可について市井の人間には理解できないことがたくさんあることがわかりました。
日本の4年生の大学は783校あります。
学生数は2000年代に入り減少傾向にありますが、92年に523校から増え続けている実態があります。これには、あの小泉純一郎の負の遺産「規制緩和」があります。
現在では大学の定員と学生数がほとんど同じ、今年の春の大学入試では私立大学の46%が定員割れでした。大学を選ばなければ、ほぼ全員が入学できるのが今の大学の現状になっているのです。
私の若かりし頃は、大学入試は厳しいもので狭き門なのが当たり前でした。羨ましい限りです。
大学の数が増えて、当然、質は低下し就職できない学生も増えており、大学生の就職難は経済問題だけではない側面もあるのです。
IT化が進みホワイトカラーの求人は減り、大学生は中小企業には見向きもしないので就職難は悪化の一途です。
このような現実を無視して大学を増やすというのですから、不認可でつべこべ言ってた関係者がいますが、増やさなければならない理由を手短に語るべきなのではないでしょうか。
興味深いのは、関係者はすべて「認可されるもの」との前提で動いていたということです。
認可される前に動き出すとは、民間企業では考えられないことです。
確かに開校する大学の許可を半年前になって取り消すのは乱暴ですが、法的な問題点を探してみましたが見つかりませんでした。つまり、真紀子爆弾に違法性はどこにもないということになります。
大学設置審議会への開設申請も真紀子流に言えば、文科省も「伏魔殿」のような有様です。
大学には国立大学法人には今年度1兆1600億円、私立大学には3200億円の交付金と助成金が出されています。
メディアは真紀子バッシングに血眼になっていましたが、こうした理解できないやり方を全く報じていません。
私は大学出ではありませんが、大学なんて閉ざされた世界で、ただの学歴欄に書き込むネタにしかなっていないような輩が少なからず存在しているのは社会人歴が長くなれば、誰もが知る事実です。
私の声など届かないでしょうが、真紀子さんの着眼は素晴らしく、今後もドンドン爆弾を落とし続けて欲しいものです。
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