憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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02022138 | [PR] |
07211446 | 忘れてはならないこと |
その昔、高級ファッションブランド・メーカーが「イメージが悪くなるから」とクレジット・カードでブランド品を買い漁る日本人を批判したことがありました。
これは無茶な論法ではありません。
犯罪現場などで自社のブランド品が大写しになったら…イメージダウンを免れず、悪い奴等の愛用品というイメージを持たれてしまいます。
しかし、個人的にブランド品に興味は無いのですが、用途に耐えられるものであれば何でもいいはずと思っている私にはブランド品はステータスにもなりませんし、当然、興味を持つ対象とはなり得ません。
震災から2年以上が経過し、いまだに復興は夢物語となっていますが、被災地でも被害の差から温度差も生まれています。
そうした中、原発の再稼働問題が取沙汰されていますが、果たして再稼動は適当なことなのでしょうか。
私はこれまで何度か原発事故に触れてきましたが、福島第一原発事故は感情的な論争で事故原因を語りますが、科学的な検証が成されているとは思えません。
それは、東京電力福島第二原発・東北電力女川原発が重大事故にならなかったことを検証し、福島第一原発と比較されておらず、曖昧模糊としたまま再稼働を口にするのは、高級ブランドを買い漁るのと同じではないでしょうか。
更に、立派な対策を立てはしますが、それが実用的かどうか、緊急時にどれだけ有効な対策となるのか等検証されているとは思えません。
発電コストを根拠として電力各社と政府は再稼働を口にしますが、今後の災害対策・廃炉までの費用を考えた場合、本当に原発以外の方法で発電するのとコスト比較されているのでしょうか。
東電は08年に、869年の貞観地震や国の地震調査研究推進本部の見解などをもとに巨大地震の津波の規模を試算し、防波堤からの遡上を15mとしていました。
東日本大震災で実際に原発に到達した津波遡上高は14~15mでしたので、08年の試算に基づいて対策を講じていれば、東日本大震災の津波による原発事故は防げた可能性があるのです。
なぜこの試算を無視したのか。
東電は「試算は試算であり、想定ではない」と事故後に釈明していますが、私が説明するまでもなく、これでは危機管理はできません。
こうした体質のままで再稼働するのは大問題であることは言うまでもありませんが、忘れっぽい国民性であっても忘れてならないこともあることも記憶しておくべきでしょう。
これは無茶な論法ではありません。
犯罪現場などで自社のブランド品が大写しになったら…イメージダウンを免れず、悪い奴等の愛用品というイメージを持たれてしまいます。
しかし、個人的にブランド品に興味は無いのですが、用途に耐えられるものであれば何でもいいはずと思っている私にはブランド品はステータスにもなりませんし、当然、興味を持つ対象とはなり得ません。
震災から2年以上が経過し、いまだに復興は夢物語となっていますが、被災地でも被害の差から温度差も生まれています。
そうした中、原発の再稼働問題が取沙汰されていますが、果たして再稼動は適当なことなのでしょうか。
私はこれまで何度か原発事故に触れてきましたが、福島第一原発事故は感情的な論争で事故原因を語りますが、科学的な検証が成されているとは思えません。
それは、東京電力福島第二原発・東北電力女川原発が重大事故にならなかったことを検証し、福島第一原発と比較されておらず、曖昧模糊としたまま再稼働を口にするのは、高級ブランドを買い漁るのと同じではないでしょうか。
更に、立派な対策を立てはしますが、それが実用的かどうか、緊急時にどれだけ有効な対策となるのか等検証されているとは思えません。
発電コストを根拠として電力各社と政府は再稼働を口にしますが、今後の災害対策・廃炉までの費用を考えた場合、本当に原発以外の方法で発電するのとコスト比較されているのでしょうか。
東電は08年に、869年の貞観地震や国の地震調査研究推進本部の見解などをもとに巨大地震の津波の規模を試算し、防波堤からの遡上を15mとしていました。
東日本大震災で実際に原発に到達した津波遡上高は14~15mでしたので、08年の試算に基づいて対策を講じていれば、東日本大震災の津波による原発事故は防げた可能性があるのです。
なぜこの試算を無視したのか。
東電は「試算は試算であり、想定ではない」と事故後に釈明していますが、私が説明するまでもなく、これでは危機管理はできません。
こうした体質のままで再稼働するのは大問題であることは言うまでもありませんが、忘れっぽい国民性であっても忘れてならないこともあることも記憶しておくべきでしょう。
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