憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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03131559 | [PR] |
08051027 | 孫子曰く… |
福田元首相が極秘訪中していたことが伝えられましたが、報道されれば「極秘」ではなくなるので、なぜリークされたのかよくわかりません。
この国は、本当に外交に関して選択肢が少ないのが痛感します。
北朝鮮による拉致は、北朝鮮が再調査するとかしないとかニュースになっていますたが、拉致被害者一人当たり20億円というカネの話も有楽では流れており、戦争犯罪である日本人拉致を日本がカネを出して取り戻すとはあり得にない話です。
対中関係も、一方的に中国から因縁をつけられ問題が悪化しているだけなのに、日本から媚びるような真似はすべきではないはずです。
習近平という人物をどう評価しているのか、そして習が日中関係をどう導こうとしているのか、日本政府はどう分析し判断して福田元首相を訪中させたのでしょうか。
習近平の父である習仲勲は中国共産党の要職を歴任しましたが、文化大革命(文革)で毛沢東によりひどい迫害を受けました。
習近平は父の仇敵である毛沢東の言葉を多く引用するだけでなく、習近平の掲げる「反腐敗」「反浪費」などは、毛沢東が建国直後に掲げた「三反運動」と全く同じです。(「反汚職」「反浪費」「反官僚主義」)
習近平の就任直後から少数民族を弾圧し、元老統制を強め、共産党の一党独裁を地固めをしています。
習近平は新しい中国ではなく、毛沢東の目指した中国の再来を狙っていると見るべきでしょう。
習近平は中国共産党の第5代指導者ですが、歴代指導者の中で最も求心力と実績がありません。
毛沢東、鄧小平は共産革命を実現させた軍人でありカリスマ性を持っていました。三代目となった江沢民、四代目の胡錦濤は鄧小平から直接指名を受けました。
鄧小平亡き後、中国には後継指名ができる政治家がいなくなり、2007年夏、江沢民により担ぎ出された形でダークホースのような最高指導者候補となりました。
求心力も実績もない最高指導者習近平は、毛沢東を真似ることで自分の存在価値を高めようと必死だと言えます。
習近平は対日強硬派であることは言うまでもありません。習近平が登場したのは2012年11月、中国が尖閣諸島に因縁をつけることになった尖閣諸島の国有化は2012年9月です。
野田首相(当時)は、それまで穏健派であった胡錦濤が尖閣諸島国有化に反応しないと判断があったのでしょう。習近平への権力の移譲、習近平の政治姿勢を読めなかった、読み違えたため尖閣諸島が日中間の火薬庫になってしまったと私は見ています。
それだけではありません。あの国の大統領が仕出かしたことが、中国に少なからず影響を与えました。
李明博の竹島上陸です。
李明博は竹島に上陸し、捏造された歴史をいかにも正当であると主張し、外交関係上有ってはならない謝罪要求、それも汚い言葉を並べて日本を批判しました。
真っ当な神経があれば失笑される行為ですが、中華思想の親玉国家です。「韓国のように強気で領土問題を主張しよう」という空気が中国共産党内部にも広がり、尖閣諸島の中国の主張が加速度的に攻撃的になったのです。
これもまた習近平の地盤固めの演出なのです。
習近平は前任者と180度違う対日姿勢を見せ、最高指導者である自分に権威を手にしようとしているため、こうした愚かなことが起きているのです。
まだ悪い予兆はあります。
中国の歴代指導者は、自らの権威付けと求心力を高めるために戦争を仕掛けてきました。
毛沢東は建国直後に朝鮮戦争、鄧小平はベトナム侵攻、江沢民は台中危機を煽りました。
穏健派であった胡錦濤は戦争ではなく、オリンピックを利用しました。
とすれば、他に地強硬派である習近平は、戦争を目論むとすればどこを狙うかが注目されるところです。
その地こそ尖閣諸島です。尖閣諸島で習近平が戦争を仕掛け、尖閣諸島を占領したとなれば、彼は一躍「民族の英雄」になれるのです。
巷の右傾化した人もそう言いますが、尖閣諸島での戦争を準備した痕跡は残されています。
2013年1月、人民解放軍は「戦争の準備をせよ」と指示を出し、この「戦争」とは尖閣諸島での日中間の戦争を意味するのではないかと注目されたではありませんか。
その後、習近平は訪ロ・訪米し、尖閣諸島問題で中国を支持と理解を求めたのも知られています。当然、これは失敗に終わりましたが、これらの事実から尖閣諸島で中国は実戦を想定(期待)していたと見るのが妥当ではないでしょうか。
被害妄想と言われるかもしれませんが、事実を繋ぎ合わせると真実が見えてくるものです。
世界の情報機関は、断片的な情報を繋ぎ合わせ、見えない真実を白日の下にしてきたのですから、習近平は日本との戦争を想定したのは〝事実〟と言っても過言ではないはずです。
そんな相手にノコノコと出かけ、関係改善を申し出るとは、どこまでこの国はマヌケなのでしょうか。
戦争という危機の存在も疑いもせず、集団的自衛権に反対・戦争反対とは国民(いわゆる平和主義者たち)もまたマヌケと言えるのではないでしょうか。
憲法に固執することは、相手に日本は絶対に殴ってこないと宣誓しているようなものですから、戦争ギリギリの緊張感を演出するだけで、日本は右往左往するのですから安上がりです。
マヌケな政治指導部・外交担当当局・平和主義者、彼らこそ売国どころか亡国の士なのです。とあるテレビを見ていたら、戦略研究所の主幹が「日本が中国に会いたいと言っても、会いたくないと言っています…」との発言に、政治家(自民・民主)のセンセイ二人が慌てて「お互いの問題ですから!」と打ち消していました。
これがマヌケさなのです。国民が感じる中国と、政治家が感じる中国の差なのです。SMプレイを否定しませんが、これは個人で楽しむもので国家運営に持ち出すべきものではありません。マヌケ、バカなら話は別ですが…。
最後にお断りしておきますが、私は好戦的になれ、とか戦争を賛美しているものではありません。
真実、事実に目を向け、冷静に対応していけるよう警鐘としているつもりです。孫氏の「謀攻篇」を実践できるような国になることを願っているのです。
この国は、本当に外交に関して選択肢が少ないのが痛感します。
北朝鮮による拉致は、北朝鮮が再調査するとかしないとかニュースになっていますたが、拉致被害者一人当たり20億円というカネの話も有楽では流れており、戦争犯罪である日本人拉致を日本がカネを出して取り戻すとはあり得にない話です。
対中関係も、一方的に中国から因縁をつけられ問題が悪化しているだけなのに、日本から媚びるような真似はすべきではないはずです。
習近平という人物をどう評価しているのか、そして習が日中関係をどう導こうとしているのか、日本政府はどう分析し判断して福田元首相を訪中させたのでしょうか。
習近平の父である習仲勲は中国共産党の要職を歴任しましたが、文化大革命(文革)で毛沢東によりひどい迫害を受けました。
習近平は父の仇敵である毛沢東の言葉を多く引用するだけでなく、習近平の掲げる「反腐敗」「反浪費」などは、毛沢東が建国直後に掲げた「三反運動」と全く同じです。(「反汚職」「反浪費」「反官僚主義」)
習近平の就任直後から少数民族を弾圧し、元老統制を強め、共産党の一党独裁を地固めをしています。
習近平は新しい中国ではなく、毛沢東の目指した中国の再来を狙っていると見るべきでしょう。
習近平は中国共産党の第5代指導者ですが、歴代指導者の中で最も求心力と実績がありません。
毛沢東、鄧小平は共産革命を実現させた軍人でありカリスマ性を持っていました。三代目となった江沢民、四代目の胡錦濤は鄧小平から直接指名を受けました。
鄧小平亡き後、中国には後継指名ができる政治家がいなくなり、2007年夏、江沢民により担ぎ出された形でダークホースのような最高指導者候補となりました。
求心力も実績もない最高指導者習近平は、毛沢東を真似ることで自分の存在価値を高めようと必死だと言えます。
習近平は対日強硬派であることは言うまでもありません。習近平が登場したのは2012年11月、中国が尖閣諸島に因縁をつけることになった尖閣諸島の国有化は2012年9月です。
野田首相(当時)は、それまで穏健派であった胡錦濤が尖閣諸島国有化に反応しないと判断があったのでしょう。習近平への権力の移譲、習近平の政治姿勢を読めなかった、読み違えたため尖閣諸島が日中間の火薬庫になってしまったと私は見ています。
それだけではありません。あの国の大統領が仕出かしたことが、中国に少なからず影響を与えました。
李明博の竹島上陸です。
李明博は竹島に上陸し、捏造された歴史をいかにも正当であると主張し、外交関係上有ってはならない謝罪要求、それも汚い言葉を並べて日本を批判しました。
真っ当な神経があれば失笑される行為ですが、中華思想の親玉国家です。「韓国のように強気で領土問題を主張しよう」という空気が中国共産党内部にも広がり、尖閣諸島の中国の主張が加速度的に攻撃的になったのです。
これもまた習近平の地盤固めの演出なのです。
習近平は前任者と180度違う対日姿勢を見せ、最高指導者である自分に権威を手にしようとしているため、こうした愚かなことが起きているのです。
まだ悪い予兆はあります。
中国の歴代指導者は、自らの権威付けと求心力を高めるために戦争を仕掛けてきました。
毛沢東は建国直後に朝鮮戦争、鄧小平はベトナム侵攻、江沢民は台中危機を煽りました。
穏健派であった胡錦濤は戦争ではなく、オリンピックを利用しました。
とすれば、他に地強硬派である習近平は、戦争を目論むとすればどこを狙うかが注目されるところです。
その地こそ尖閣諸島です。尖閣諸島で習近平が戦争を仕掛け、尖閣諸島を占領したとなれば、彼は一躍「民族の英雄」になれるのです。
巷の右傾化した人もそう言いますが、尖閣諸島での戦争を準備した痕跡は残されています。
2013年1月、人民解放軍は「戦争の準備をせよ」と指示を出し、この「戦争」とは尖閣諸島での日中間の戦争を意味するのではないかと注目されたではありませんか。
その後、習近平は訪ロ・訪米し、尖閣諸島問題で中国を支持と理解を求めたのも知られています。当然、これは失敗に終わりましたが、これらの事実から尖閣諸島で中国は実戦を想定(期待)していたと見るのが妥当ではないでしょうか。
被害妄想と言われるかもしれませんが、事実を繋ぎ合わせると真実が見えてくるものです。
世界の情報機関は、断片的な情報を繋ぎ合わせ、見えない真実を白日の下にしてきたのですから、習近平は日本との戦争を想定したのは〝事実〟と言っても過言ではないはずです。
そんな相手にノコノコと出かけ、関係改善を申し出るとは、どこまでこの国はマヌケなのでしょうか。
戦争という危機の存在も疑いもせず、集団的自衛権に反対・戦争反対とは国民(いわゆる平和主義者たち)もまたマヌケと言えるのではないでしょうか。
憲法に固執することは、相手に日本は絶対に殴ってこないと宣誓しているようなものですから、戦争ギリギリの緊張感を演出するだけで、日本は右往左往するのですから安上がりです。
マヌケな政治指導部・外交担当当局・平和主義者、彼らこそ売国どころか亡国の士なのです。とあるテレビを見ていたら、戦略研究所の主幹が「日本が中国に会いたいと言っても、会いたくないと言っています…」との発言に、政治家(自民・民主)のセンセイ二人が慌てて「お互いの問題ですから!」と打ち消していました。
これがマヌケさなのです。国民が感じる中国と、政治家が感じる中国の差なのです。SMプレイを否定しませんが、これは個人で楽しむもので国家運営に持ち出すべきものではありません。マヌケ、バカなら話は別ですが…。
最後にお断りしておきますが、私は好戦的になれ、とか戦争を賛美しているものではありません。
真実、事実に目を向け、冷静に対応していけるよう警鐘としているつもりです。孫氏の「謀攻篇」を実践できるような国になることを願っているのです。
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