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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :03/15/00:07

03122204 自衛隊は違憲なのか 神学論争を卒業して欲しい!

この国の政治は成長しないのか、ただのバカなのかと思ってしまう事件です。

これにぶら下がって、意見を言うは完全な時代錯誤というものです。



社民党党首福島瑞穂消費者・少子化担当相が12日の参院予算委員会で、自衛隊の憲法上の位置づけを『合憲』と認めました。

右的意見では自衛隊の存在を否定して、国民の生命・財産をどうやって守るというのかとなります。左的意見では、憲法違反の存在として、自衛隊解体という意見も存在しています。時代錯誤もここまで来ると〝ご立派〟です。

自衛隊は合憲か違憲か…結論を出さないまま、日本政治の得意技「先送り」で問題を解決しないでここまで来てしまったためですが、これは憲法論議をないがしろにしてきた政権政党の責任であることはいうまでもありません。


国家の三要素は、領域(領土、領空、領水)、人民(国民)、主権があります。

自衛隊違憲の判断をされている方は、「だいたいどこの国が日本に侵略しているというのですか?」と疑問を呈されているのを見つけました。これは、ずいぶん昔のコメントかと思ったら、今月に書かれたものでした。

ニュースを読まないのか、それとも過去からタイムスリップされたのかと心配になりますが、北朝鮮による日本人拉致は、第三国が日本国民の生命と財産を奪い、日本国の主権を侵害したのですから、これは「テロ」ではなく、「戦争」行為そのものです。

こうした事実を無視して、自衛隊・違憲=解体・解散というのは、暴論を通り越してただの盲論です。

国家は国民の生命・財産を守るのが第一であるのは当然で、そうしたことから「軍隊」が存在します。

軍隊は軍事力と警察力の一部の行使機関で主権国家の象徴です。

日本国憲法第9条は、平和主義を規定し、「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」を謳っています。

国民の生命、財産を守る戦力の不保持とは、独立国家の憲法として許されるものなのでしょうか。さらに交戦権を否認するということは、独立国家ではないことの証明以外の何物でもありません。

戦争は認められないものです。それは侵略戦争であって、国家自衛、国際社会の平和と秩序への脅威に対する強制行動、地域的取り決め・地域的安全保障枠組みにおける強制行動としての戦争行為は現代でも認められているのです。

つまり、憲法第9条は日本国民を棄民するものであり、独立国家の憲法ではないとうことです。

私は自衛隊が憲法違反かそうでないか問われれば、もちろん『憲法違反』と答えます。しかし、その憲法が欠陥であることも併せて答えます。

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