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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/02/15:43

04030800 死に体のニッポン

中国の尖閣諸島領有主張、韓国の竹島実効支配・従軍慰安婦性奴隷主張など中韓による日本に対する身勝手な言い分に翻弄されています。

解決策など日本では考えられないでしょう。

こんな状態になっても、中韓をただ批判するだけ。中には、なぜ反日なのかなど論じているのですから、解決など今の日本人は無理です。

そもそもエスノセントリズム(自民族中心主義・自文化中指針主義)に支配されている民族に、いつから反日になったのかなど全く無駄な議論であり主張です。彼らは、エスノセントリズムから人種差別への過渡期にあるのです。






彼らの独特の思考は、本来であれば国際世論に訴えて改宗させるほどの覚悟で臨まなければなりません。しかし、日本人にとって外交は下手であり、他国を改宗させることなど不可能というものです。

しかし、そうした事実を一人でも多くの国民が理解することは必要不可欠ではないでしょうか。

人民解放軍の戦略は、A2/AD(接近阻止・領域拒否:Anti-Access/Area Denial)を採っています。

その戦術は火力投射によりわかります。
爆撃機+空対艦・地対艦ミサイル(ASM)+ECM(電子攻撃)
潜水艦+水中発射対艦ミサイル(USM)
対艦弾道ミサイル(ASBM)

中でも中国はASBMを非常に重視しており、日本の対抗策は簡単なはずですが、トンチンカンな防衛省/自衛隊は対抗する姿勢すら見せていません。

仮に与那国島に88式地対艦ミサイルを配備できれば、台湾の東北部をほとんどカバーでき、台湾防衛にも貢献可能であり、尖閣諸島も攻撃圏内に入ります。

中国はA2/AD戦略でASBMを用いることで、米国に対し軍事介入することはリスクとコストがかかるとイメージさせることが目的です。ですから、現段階において中国の狙い通りの展開になっています。

与那国島に88式地対艦ミサイルを配備すれば、日本に新たな手札が加わることで中国は、このゲームの逆転も考えなければならないプレッシャーになります。

日本は陸自の88式だけでなく、海自の潜水艦の拡充、空自のマルチロール機の緊急導入など対抗策を次々に打ち出すべきなのです。

海自潜水艦は世界トップクラスの性能を誇っています。南西諸島・東シナ海に日本潜水艦が投入されるようになれば、対潜水艦戦能力の低い・全く無い中国にとって大きな負荷となります。新たな投資も中国は必要になってもきます。そうすることで、中国の軍事費の配分にも大きな影響を及ぼすことができるはずです。

そして、空自はマルチロール機を急ぎ導入することです。

究極のマルチロール機と思われるF-35ライトニングⅡですが、これはあくまでもカタログ・スペックであり、予算削減でいの一番に削られたF-22ラプターのように、ステルス機はカネがかかることは明らかです。

であれば、次に緊急性と予算の問題からF/A-18E/Fもしくはユーロファイター タイフーン、裏技でロシアのSu-30採用という手もあります。

これだけを揃えれば、中国は勝ち目のないゲームであることを理解するでしょう。

そして、米国の本音は「無人の岩場」の領有問題にかかわりたくないとうことを改めさせることです。

尖閣諸島はサンフランシスコ講和条約で施政権が米国から日本に返還された日本の領土であり、中国の主張は「自分たち次第で何でも出来る」というものです。これを認めることは、中国は気に入らなければ地域の秩序は無視出来るということを認めるのと同じであることを日本は世界中に喧伝しなければならないのです。

これらの戦術に海兵隊など要りますか?
水陸両用車が要りますか?

北朝鮮が日本に接近する姿勢を見せていますが、未だに日本では困窮する北朝鮮を嘲笑しながら交渉に臨んでいます。

しかし、それが許されるのは韓国が健全な思考ができる政府があってこそです。

韓国の本音は同族でる自分たちに北朝鮮の「核は使わない」という安直なものであり、北は脅威ではなくなっているのです。北朝鮮はカルト国家であるがゆえに国民を困窮させ、東アジアの問題児となっています。そうであるならば、北朝鮮を日本が取り込んでしまう選択肢もあっていいのではないでしょうか。

困窮するがゆえに、中国に搾取され続ける北朝鮮に手を差し伸べることも考えていいのではないでしょうか。カネだけでなく、技術供与を行い、かつての朝鮮併合のように北朝鮮を健全な国にする覚悟と自負心を持って外交努力を進めることが必要なのではないでしょうか。

そうすることにより、韓国を孤立させ黙らせることも出来ます。北朝鮮から搾取を続ける中国に待ったをかけることも出来るだけでなく、北朝鮮の核の脅威を排除することも可能なのです。

日本は中国の「気に入らないヤツは痛い目に遭わす」という世界秩序に挑戦する思考に立ち向かい、それを世界にもっと喧伝する必要があるのです。そして、それに与する韓国とも戦わなければならないのです。

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