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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/02/19:01

11032105 日本人が試されています

天皇陛下というと私は、東日本大震災・原発事故直後の異例のビデオメッセージを思い出します。

原発事故により放射性物質の拡散が予測され、普通の人に比べ放射性物質に対する知識のある私は、家族を避難させるかどうか思案していたところでした。

当時、日本政府の発表は信じられないと批判されていましたが、世界に目を向ければ情報操作という点では日本政府の発表は可愛いものです。しかし、どこまで政府は隠蔽しているのか推し量っていたところでした。判断材料の一つとして皇族方の動きに注意を向けていたところに陛下のビデオメッセージで私は腹を括りました。

後に明らかにされましたが、震災当日、皇居の清掃などをしていた勤労奉仕団が帰宅出来ず、両陛下は窓明館を開放され、奉仕団宿泊させたそうです。そして、翌朝には健康状態を気遣われた皇后様がお声をお掛けになられたのだそうです。首都圏の計画停電では、陛下が申し出られ皇居は自主停電されていたとも聞き及んでいます。






天皇陛下に園遊会で手紙を渡した山本太郎。お約束のようにしでかしてくれました。

詳細は報道されていますので割愛しますが、事の重大性を全く理解していないのは当の本人だけという最悪の状況です。本人は辞職を否定していますが、今回彼がしでかした問題は辞職云々ではなく自ら国政に携わる議員の資格が無いことを証明したもので罷免以外に救いはありません。

園遊会:gaden partyですが、他国を訪問すればただのVIP(Very Important Person)ではありません。実は世界で唯一のエンペラー(Emperor)で、外交儀礼(プロトコル)上は国王・大統領よりも一段上の扱いが義務になっています。つまり超VIPに対し私信を渡したわけですから、初歩的なマナーを心得ていない不心得者ということになります。これが国会議員なのですから、滑稽な芝居でしかありません。

自衛官は礼式として初歩のプロトコルを叩き込まれます。車の乗り方、歩行上の礼儀、エレベーターの位置など覚えることが山ほどあります。

彼は「反原発の雄」かもしれませんが、国民の代表である国政に携わる議員である自覚が無いとしか言えません。今更ですが…。まさか、議員になって天狗になっているのでしょうか。

本人は知らないのかもしれませんが、園遊会:garden partyは天皇皇后両陛下との社交の場です。そこには厳格なプロトコルが存在し、知的会話や立ち居振る舞いが要求されています。国民の代表者である山本太郎がプロトコルを無視したのは、我々のレベルが問われることになるのです。

山本太郎がいかに言葉を繰ろうとも、陛下は政治的に中立なお立場なのは周知の事実です。それを知らなかったのか、知っていて陛下を利用したのか。いずれにしても、政治利用であったのは明白です。所詮は三文役者の芝居ですから、どのような釈明をしようとも胸糞悪い芝居です。

「反原発」は国民でも賛否分かれる問題であり、そこに陛下を引きずりこむような真似は、憲法を理解していない国会議員ということにもなります。国会議員としてしてはいけない行動をしたということを彼はわかってはいません。

国会議員である以上、手続きを踏んで信念に基づいた政策を実現できる立場にありながら、それを怠って陛下に訴えるとは職務怠慢ということにもなります。

山本の常軌を逸した行動を今更、批判する気にはなりません。小さな子供を相手に説教するような気分にさせられるからです。平たく言えば、バカになぜバカであるかを説明するようなものですから、皆さんにもわかっていただけると思います。

数多くの批判の中で、「不敬」などという言葉を使って批判していらしゃる方もおりますが、これは絶対にやめていただきたい。

こうした時代錯誤の誤用は、相手に釈明する機会を与えるだけでなく、逆に批判できるチャンスを与えてしまいます。バカだからバカなのだでいいのです。

田中正造を気取ったのでしょうが、器が違い過ぎます。大根役者ですから、三文芝居のようになってしまうのは仕方がないことですが、あまりにも醜悪過ぎます。

問題行動後の山本の発言を見ていると、落語の与太郎が浮かんできました。この機会にせっかくですから、山本与太郎と改名していただきたいものです。

山本太郎をどうするか、我々日本人が試されているのです。クビを取るか、形だけの注意で終わらせるのか世界は注目しているのです。

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