憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
|
02031505 | [PR] |
04090800 | 北朝鮮情勢 |
情報は氾濫していますが、実のところ内容を詳細に把握していらっしゃる方は本当に少ないと思います。
某プロバイダーに、「自衛隊は既にデフコン1になっていると思いますか?」という質問があり、そのアンサーに「領空侵犯した航空機は即座に撃ち落とすくらいの勢い…」とありました。
米軍ではデフコン1は実際に発令されたことはありません。
仮に発令されていたとしても、それは軍事機密であるため公にされることはありません。
1962年に起きたキューバ危機では、デフコン2(ファーストフェイス)が発令されたといわれています。
デフコン2は準戦時態勢です。
今回の北朝鮮危機は、デフコン4(ダブルテイク)もしくはデフコン3(ラウンドハウス)だと思われます。
「デフコン」で検索すると詳しく説明しているサイト等がありますので参考にしてください。
北朝鮮がどう出るか、様々な推測や憶測が飛び交っています、
私は軍人の習い性とでも言いますか、あらゆる事態を想定し、そうした事態への対策を取る(計画)することが急務であることはこれまでにも繰り返しお話してきました。
我が国は有事(戦争)の場合、自衛隊が出動するのに多くの制約があります。
そうした「制約」を否定する気は全くありませんが、日本が好むと好まざるとにかかわらず、戦争に巻き込まれた場合を含め「被害を極限する」という目的達成のために様々な準備がなされなければならないはずなのです。
当然、犠牲者をゼロにすることなど不可能です。しかし、その数をでき得る限り減らすことは可能なはずです。
北朝鮮の暴発は核ミサイルだけでなく、テロ・ゲリラ攻撃、サイバーテロも想定されるべきで、対策しなければならない事は地震対策どころの量ではありません。
こうして考えると、日本政府は余裕など無いはずなのです。
大阪の威勢のいい政治家がいますが、選挙であれほど国を憂えていましたが、今回の北朝鮮危機に某メディアを訴えるとか騒いでますが、それどころではないはずなのですが、威勢がいいだけで周りが全く見えていない証拠です。
見えてなければいいですが、北朝鮮の動向を過小評価しているとしたら政治家として失格です。
現在の北朝鮮と日米韓の状態は、デフコン4(ダブルテイク)でしょう。
「準備態勢」とされるもので、合衆国とその紛争の当事者である同盟国との武力衝突を予想し、これに備える態勢」です。
でも、デフコン4は米ソ冷戦下では常時この状態に置かれていました。
おわかり頂けると思いますが、危急存亡の事態を迎えた時に対策を考えるのは非常に愚かしいことであり、相手を刺激するだけです。
こうした対策は平時に考えるべきものなのです。
危機管理を説明する際に、「最悪の事態を想定する」とされますが、これは、「最悪の事態」を想定さえすれば、それ以下の事態に十分な対応が出来るからです。
現在の状況は、北朝鮮軍と米韓連合軍との全面戦争は無いでしょう。
しかし、局地戦はどうかというと起きる可能性は否定できません。
東京電力福島第一原発事故は、国家戦略上たいへん拙いものでした。
原発の電源をダウンさせれば原子炉が制御できなくなることを証明し、原発に対するテロ攻撃で、どこに攻撃を加えれば効果的かが世界中に知らしめてしまいました。
それを日本政府は全く理解していません。
原発の数ヶ所を同時多発でテロ攻撃すれば、日本は完全にパニック状態に陥るのは明白です。
重武装で警備態勢を取っていない日本の原発に、訓練されたコマンドが1ヶ所に1個分隊(8~12名)程度が侵入すれば容易に攻撃可能です。
1個小隊(30~60名)もあれば、原発数ヶ所を攻撃できます。
このように、あらゆる事態が想定できますが、日本政府は何もしようとしていません。
本当にこれでいいのでしょうか?
某プロバイダーに、「自衛隊は既にデフコン1になっていると思いますか?」という質問があり、そのアンサーに「領空侵犯した航空機は即座に撃ち落とすくらいの勢い…」とありました。
米軍ではデフコン1は実際に発令されたことはありません。
仮に発令されていたとしても、それは軍事機密であるため公にされることはありません。
1962年に起きたキューバ危機では、デフコン2(ファーストフェイス)が発令されたといわれています。
デフコン2は準戦時態勢です。
今回の北朝鮮危機は、デフコン4(ダブルテイク)もしくはデフコン3(ラウンドハウス)だと思われます。
「デフコン」で検索すると詳しく説明しているサイト等がありますので参考にしてください。
北朝鮮がどう出るか、様々な推測や憶測が飛び交っています、
私は軍人の習い性とでも言いますか、あらゆる事態を想定し、そうした事態への対策を取る(計画)することが急務であることはこれまでにも繰り返しお話してきました。
我が国は有事(戦争)の場合、自衛隊が出動するのに多くの制約があります。
そうした「制約」を否定する気は全くありませんが、日本が好むと好まざるとにかかわらず、戦争に巻き込まれた場合を含め「被害を極限する」という目的達成のために様々な準備がなされなければならないはずなのです。
当然、犠牲者をゼロにすることなど不可能です。しかし、その数をでき得る限り減らすことは可能なはずです。
北朝鮮の暴発は核ミサイルだけでなく、テロ・ゲリラ攻撃、サイバーテロも想定されるべきで、対策しなければならない事は地震対策どころの量ではありません。
こうして考えると、日本政府は余裕など無いはずなのです。
大阪の威勢のいい政治家がいますが、選挙であれほど国を憂えていましたが、今回の北朝鮮危機に某メディアを訴えるとか騒いでますが、それどころではないはずなのですが、威勢がいいだけで周りが全く見えていない証拠です。
見えてなければいいですが、北朝鮮の動向を過小評価しているとしたら政治家として失格です。
現在の北朝鮮と日米韓の状態は、デフコン4(ダブルテイク)でしょう。
「準備態勢」とされるもので、合衆国とその紛争の当事者である同盟国との武力衝突を予想し、これに備える態勢」です。
でも、デフコン4は米ソ冷戦下では常時この状態に置かれていました。
おわかり頂けると思いますが、危急存亡の事態を迎えた時に対策を考えるのは非常に愚かしいことであり、相手を刺激するだけです。
こうした対策は平時に考えるべきものなのです。
危機管理を説明する際に、「最悪の事態を想定する」とされますが、これは、「最悪の事態」を想定さえすれば、それ以下の事態に十分な対応が出来るからです。
現在の状況は、北朝鮮軍と米韓連合軍との全面戦争は無いでしょう。
しかし、局地戦はどうかというと起きる可能性は否定できません。
東京電力福島第一原発事故は、国家戦略上たいへん拙いものでした。
原発の電源をダウンさせれば原子炉が制御できなくなることを証明し、原発に対するテロ攻撃で、どこに攻撃を加えれば効果的かが世界中に知らしめてしまいました。
それを日本政府は全く理解していません。
原発の数ヶ所を同時多発でテロ攻撃すれば、日本は完全にパニック状態に陥るのは明白です。
重武装で警備態勢を取っていない日本の原発に、訓練されたコマンドが1ヶ所に1個分隊(8~12名)程度が侵入すれば容易に攻撃可能です。
1個小隊(30~60名)もあれば、原発数ヶ所を攻撃できます。
このように、あらゆる事態が想定できますが、日本政府は何もしようとしていません。
本当にこれでいいのでしょうか?
PR
- +TRACKBACK URL+