憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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02050140 | [PR] |
12130800 | したたかさの裏にあるもの |
『ボクはしたたか君』という漫画をご存知でしょうか。
主人公である“流石したたか”が巻き起こすトラブルを描いたドタバタものです。
主人公の名前がそのまんま過ぎですが、どこかの国そのものです。
しかし、唐突な発射は何を目的にしているのでしょうか。
メディアでは北が「外交カード」に利用しているとされます。
「国際社会からの援助を引き出す」「アメリカとの交渉を実行させる」などと言われますが、事実はまったく違います。
北は米国の軍事力を警戒しています。
日本での拉致の事実を金正日が小泉純一郎に伝えたのも、2001年9月11日のテロで米国はならず者国家と罵る北朝鮮、イラク、イラン、アフガニスタンのうち、イラク・アフガニスタンに侵攻し、北朝鮮への侵攻も考えられる状況下にあり、北朝鮮は米国の侵攻を阻止すべく日本に急接近したものと思われます。
北のロケット(ミサイル)・核開発は貿易目的は付随したもので、北は体制維持のためにロケット(ミサイル)・核開発を進めているというのが真実です。
今回のロケット発射についても、最初にその兆候を伝えたのは米国商業衛星企業が公開した衛星写真の解析からでした。
この衛星写真を解析した米ジョンズ・ホプキンス大学の分析の結果ですが、この分析された結果に、米軍関係者は「打ち上げが差し迫っていることを示す動きは見られない」としていました。
このように、北のロケット・核は米韓の監視の目に捉えられだけのことで、これにより交渉の席に就くことになり、妥協せざるを得なかったというのが北の立場でした。
ただ、無益な譲歩や妥協よりも、何らかのプラス材料を得ようと援助を勝ち得ただけのことなのです。
とかく私たちは、北のロケット・核のニュースが伝えられないと、ロケット・核開発が停滞しているかのように錯覚しがちですが、彼らの背後には軍事大国「中国」が存在し、その軍事技術が北に持ち出されても当然で、今回の成功の裏に中国の技術的な何らかの視エッもあったのではないでしょうか。
私たちは、「国際社会を挑発するのが目的で、大騒ぎするのは北の思う壺」「無視」などと考えますが、仮に黙殺したり無視すれば、それこそが北の思う壺でロケット・核技術にさらなる磨きをかけることでしょう。
今回のロケット発射で「遺憾」などとコメントした中国ですが、裏表のハッキリした国家ですから、その言葉だけを鵜呑みにできません。
北は米国の軍事力が自らに向けられる恐怖に駆られていますが、流石したたか君、中国の息がかかっているのは明白です。
中国と日本の間で軍事衝突の懸念がもたれていますが、流石したたか君が中国の鉄砲玉にもなる可能性を示したと考えると、日本は中国と事を構えれば、北もそれに併せて行動するとなると、日本は二正面作戦を強いられることになるのです。
このように、北のロケット発射は多くのメッセージが込められているのです。
主人公である“流石したたか”が巻き起こすトラブルを描いたドタバタものです。
主人公の名前がそのまんま過ぎですが、どこかの国そのものです。
しかし、唐突な発射は何を目的にしているのでしょうか。
メディアでは北が「外交カード」に利用しているとされます。
「国際社会からの援助を引き出す」「アメリカとの交渉を実行させる」などと言われますが、事実はまったく違います。
北は米国の軍事力を警戒しています。
日本での拉致の事実を金正日が小泉純一郎に伝えたのも、2001年9月11日のテロで米国はならず者国家と罵る北朝鮮、イラク、イラン、アフガニスタンのうち、イラク・アフガニスタンに侵攻し、北朝鮮への侵攻も考えられる状況下にあり、北朝鮮は米国の侵攻を阻止すべく日本に急接近したものと思われます。
北のロケット(ミサイル)・核開発は貿易目的は付随したもので、北は体制維持のためにロケット(ミサイル)・核開発を進めているというのが真実です。
今回のロケット発射についても、最初にその兆候を伝えたのは米国商業衛星企業が公開した衛星写真の解析からでした。
この衛星写真を解析した米ジョンズ・ホプキンス大学の分析の結果ですが、この分析された結果に、米軍関係者は「打ち上げが差し迫っていることを示す動きは見られない」としていました。
このように、北のロケット・核は米韓の監視の目に捉えられだけのことで、これにより交渉の席に就くことになり、妥協せざるを得なかったというのが北の立場でした。
ただ、無益な譲歩や妥協よりも、何らかのプラス材料を得ようと援助を勝ち得ただけのことなのです。
とかく私たちは、北のロケット・核のニュースが伝えられないと、ロケット・核開発が停滞しているかのように錯覚しがちですが、彼らの背後には軍事大国「中国」が存在し、その軍事技術が北に持ち出されても当然で、今回の成功の裏に中国の技術的な何らかの視エッもあったのではないでしょうか。
私たちは、「国際社会を挑発するのが目的で、大騒ぎするのは北の思う壺」「無視」などと考えますが、仮に黙殺したり無視すれば、それこそが北の思う壺でロケット・核技術にさらなる磨きをかけることでしょう。
今回のロケット発射で「遺憾」などとコメントした中国ですが、裏表のハッキリした国家ですから、その言葉だけを鵜呑みにできません。
北は米国の軍事力が自らに向けられる恐怖に駆られていますが、流石したたか君、中国の息がかかっているのは明白です。
中国と日本の間で軍事衝突の懸念がもたれていますが、流石したたか君が中国の鉄砲玉にもなる可能性を示したと考えると、日本は中国と事を構えれば、北もそれに併せて行動するとなると、日本は二正面作戦を強いられることになるのです。
このように、北のロケット発射は多くのメッセージが込められているのです。
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