憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
|
02071706 | [PR] |
10310800 | 黒白の対決はわかりやすい |
日本維新の会代表橋下大阪市長は、朝日新聞系の「週刊朝日」の自身の出自に関する記事に激怒し、朝日新聞と朝日放送の記者の質問に答えないと発言し話題になりました。
弁護士だけあって、白黒の二極対立を演出し自らの正当性を訴える手法はぴか一で、「週刊朝日」の記事を利用しない手は無いと思ったかどうかわかりませんが、強い攻撃の姿勢を見せました。
「一番問いたいのは、朝日新聞は血脈主義、身分制度を前提にするのかどうかということ。これは優生思想、民族浄化思想にもつながる」「アメリカでの人種差別、ヨーロッパにおけるナチス思想に匹敵するくらいの危険な思想だ」とツイートしたそうですが、血脈主義と身分制度は繋がるものではなく、これらが優生思想や民族浄化に繋がるとははなはだ疑問です。
大阪のダブル選挙で、橋下氏の出自を掲載した「文春」と「新潮」を批判して、これが受け入れられ圧勝の要因になりました。
まさか二匹目のドジョウを狙っているわけではないでしょうが…
政治家の出自や血脈を考えると、この日本は北朝鮮に負けず劣らず「異常」な状態であることは誰も取り上げません。
平成になってから16人の首相が登場しましたが、実に10人が世襲政治家ということに気付いていらっしゃる方はいますか?
北朝鮮は三代にわたり権力が世襲されましたが、日本では小泉進次郎氏は北朝鮮の金王朝など比較にならない血脈です。
小泉進次郎氏の父は、小泉純一郎氏ですが、純一郎氏の父は純也氏、純也氏の義父は又次郎氏と四代の政治家です。
明治、大正、昭和と日本の政治に関わってきた一族なのです。
民主党も異常な状態ですが、自民党は下野しながらも何も変わっていないという状況です。
下野しても何も学んでいないのです。
この自民党ですが、惨敗した09年の衆院選で、次の選挙から引退議員の配偶者、三親等内の親族を同じ選挙区で公認・推薦しないことをマニフェストに明記しました。
しかし、選挙では惨敗しましたが、世襲議員が善戦したためマニフェストの存在を無視されるようになります。
11年には世襲であっても公募で選ばれた者は問題無しということが決められ、自民党も民主党に負けない「マニフェスト詐欺」に踏み出しました。
安倍総裁・石破幹事長のコンビが誕生すると、石破幹事長は「世襲候補は公募に参加してもらった上で、選挙区内の自民党党員の投票で選ぶことにする」と発表しましたが、結果は明らかです。
世襲議員を批判するものではありません。世襲議員でも有能な方は少なからず存在します。
ですが、こうした事実に目を向けず、人材が枯渇し政治が劣化することは日本人として看過できるものではありません。
民主党も自民党もインチキを平然と働きながら、私たちはこれらの事実に目を向けないがために平然と行われているのです。
ちなみに自民党総裁選は、安倍晋三、石破茂、石原伸晃、町村信孝、林芳正の5名が立候補しましたが、5人とも世襲議員なのですから何をか言わんやです。
弁護士だけあって、白黒の二極対立を演出し自らの正当性を訴える手法はぴか一で、「週刊朝日」の記事を利用しない手は無いと思ったかどうかわかりませんが、強い攻撃の姿勢を見せました。
「一番問いたいのは、朝日新聞は血脈主義、身分制度を前提にするのかどうかということ。これは優生思想、民族浄化思想にもつながる」「アメリカでの人種差別、ヨーロッパにおけるナチス思想に匹敵するくらいの危険な思想だ」とツイートしたそうですが、血脈主義と身分制度は繋がるものではなく、これらが優生思想や民族浄化に繋がるとははなはだ疑問です。
大阪のダブル選挙で、橋下氏の出自を掲載した「文春」と「新潮」を批判して、これが受け入れられ圧勝の要因になりました。
まさか二匹目のドジョウを狙っているわけではないでしょうが…
政治家の出自や血脈を考えると、この日本は北朝鮮に負けず劣らず「異常」な状態であることは誰も取り上げません。
平成になってから16人の首相が登場しましたが、実に10人が世襲政治家ということに気付いていらっしゃる方はいますか?
北朝鮮は三代にわたり権力が世襲されましたが、日本では小泉進次郎氏は北朝鮮の金王朝など比較にならない血脈です。
小泉進次郎氏の父は、小泉純一郎氏ですが、純一郎氏の父は純也氏、純也氏の義父は又次郎氏と四代の政治家です。
明治、大正、昭和と日本の政治に関わってきた一族なのです。
民主党も異常な状態ですが、自民党は下野しながらも何も変わっていないという状況です。
下野しても何も学んでいないのです。
この自民党ですが、惨敗した09年の衆院選で、次の選挙から引退議員の配偶者、三親等内の親族を同じ選挙区で公認・推薦しないことをマニフェストに明記しました。
しかし、選挙では惨敗しましたが、世襲議員が善戦したためマニフェストの存在を無視されるようになります。
11年には世襲であっても公募で選ばれた者は問題無しということが決められ、自民党も民主党に負けない「マニフェスト詐欺」に踏み出しました。
安倍総裁・石破幹事長のコンビが誕生すると、石破幹事長は「世襲候補は公募に参加してもらった上で、選挙区内の自民党党員の投票で選ぶことにする」と発表しましたが、結果は明らかです。
世襲議員を批判するものではありません。世襲議員でも有能な方は少なからず存在します。
ですが、こうした事実に目を向けず、人材が枯渇し政治が劣化することは日本人として看過できるものではありません。
民主党も自民党もインチキを平然と働きながら、私たちはこれらの事実に目を向けないがために平然と行われているのです。
ちなみに自民党総裁選は、安倍晋三、石破茂、石原伸晃、町村信孝、林芳正の5名が立候補しましたが、5人とも世襲議員なのですから何をか言わんやです。
PR
- +TRACKBACK URL+