憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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03140958 | [PR] |
09070800 | 対中・韓戦略 |
竹島の不法占拠、史上初の大統領の竹島上陸、天皇陛下に理不尽な謝罪要求、日本の親書を突き返し、他方家電メーカーは特許侵害という無法国家である証明をしてくれました。
中国は欲しければ「奪い取る」という原始時代のような思考回路で、周辺国に悪辣ぶりを発揮しています。
日本は今、重大な危機に直面しています。
しかし、政治家はそんなことよりも己の権力欲に駆けずり回っています。
国民の期待する「橋下」なる人物も、この権力欲騒動のお先棒担ぎをしていますので、「橋下」もまた国民のことなど眼中に無い証拠です。
今回は中韓について冷静に事実を考えてみます。
まず、韓国についてです。
歴史的に見ても、竹島は日本の領土であることに間違いはありません。韓国が竹島を占領したのは、1952年の李承晩ラインによるもので、日本は1905年に島根県の所管とされましたが、この時、韓国からは何ら異議も上がっていません。
韓国では、この1905年を日本に支配され、独立国家としての異議申し立ては出来なかったと強引な説明をしていますが、この時期は日露戦役中であり、前年に締結された「第一次日韓協約」がありましたが、日本が財政・外交に対し関与する立場の保証だけで、竹島の領有に異議を唱えることは可能であり、仮に韓国が異議を唱えていたのであれば記録が残されているはずですが、このような記録は一切存在していません。
韓国ではかつて、竹島は「面倒くさい島」でした。
1962年大平外相(当時)と金鐘泌中央情報部長は、大平外相に竹島問題の解決策として「竹島破壊」を提案したほどでした。
竹島上陸でを日韓関係を炎上させた李明博ですが、内政的な意味での行動であったのは明白です。
来年2月に任期満了を迎える李明博政権は支持率が危機的数字で、与党の存在をアピールし、退任後の逮捕の可能性もあり、自身の求心力を維持するために反日闘士のイメージを国民に植えつけるために竹島に禁じ手である上陸を強行したのです。
韓国民には「反日」はウケますので、こうした愚行をやったわけです。
天皇陛下に謝罪を求めましたが、任期が過ぎれば〝ただの人〟であり、〝逮捕〟される可能性すら囁かれている人間が、どんな気で謝罪を求めたのか理解することすら出来ません。
ただ今回の一件で、韓国政府・国民の不勉強が明らかになりました。李大統領は天皇陛下を「日王」と表現していました。これは「日本の王」の意味ですが、天皇陛下を日本の君主であると曲解しているため「日王」という言葉を使いますが、一般大衆なら「日王」という言葉を使うのもわからなくもありませんが、大統領自らが「日王」という言葉を使うとは、李大統領は日本のことを理解していないのではと私は思いました。つまり、(頭の中身が)大衆レベルの大統領といったところでしょうか。
親日家と思われた李大統領でしたが、何もわかってない人だった証拠です。
中国についてです。
尖閣諸島は中国では詳細は伝えられていないようです。日本が実効支配しており、その真実が中国民衆に知られると共産党政府がひっくり返されるからでしょう。
尖閣諸島問題は論外です。
そもそも中国の国境線は、時代の国家戦略によりコロコロ変えられてきました。尖閣諸島は中国が70年代に海洋資源に目をつけ、領有を主張し始めただけのことです。
よくいる、大金を拾ったとニュースになると〝自称〟落とし主がたくさん現れる〝困ったちゃん〟と全く同じです。
共産党を自称していますが、中華思想の「欲しくなれば奪う」という「力」の論理が優先するのが当たり前の国ですから、中国の尖閣諸島領有権主張は驚くことはありません。
8月15日に尖閣諸島に香港の活動家らが上陸して逮捕され、事件は翌々日に日本が強制送還されスムーズに処理されました。
中国共産党当局は活動家らの行動を黙認しましたが、秋には共産党大会を控えており、当局は日本との表立った外交トラブルを抱えたくないのは明らかです。
日中の外交当局は水面下で調整を続け、落とし所を決めたようです。日中外交はある意味で、中国に借りを作れたのですから日本外交の勝利と言えるでしょう。
友人の日本在住の中国人(日本に女性と結婚しています)に反日デモについて聞くと、「暇な人がしているだけ」と素っ気無く言います。
私に、「○○さんだって仕事で忙しかったらデモなんて行けないでしょ?」とのこと。なるほどと感心していると、「デモやってるのは就職出来ない無職の田舎の人たち」と、高い失業率に喘ぐ中国民衆の多さが反日デモの裏にあることがわかります。
つまり、反日デモに名を借りた現体制への不満の表れということなのです。
そんな中、在中国大使の車が襲撃され、車に付けられていた日の丸が奪われる事件が起きました。
中国は世論に配慮し事件処理を検討中のようですが、これは外交官保護を定めたウィーン条約を無視するものであり、中国政府の重大な失態です。
犯人が意図すれば、大使の生命の危険もありました。不思議なのは、事件の概要と見ると大使が危険を認識していた様子が伝えられていません。親中派大使として、意地でも危険を認識しなかったのでしょうか。
中国の常識では、領土は奪い取るもの。
国際条約ですら、自国が弱体であった時代に結んだものは無効だと本気で考えている面すらあります。
中国軍幹部の一部には、沖縄は中国領とする発言がありますが、その根拠としているのはかつての中国に朝貢していたからだというのですが、中国の後漢時代に倭国が朝貢した記録があり、ということは日本本土も「中国領」と言われるのは、そう遠い先のことではないでしょう。
中国の論法は、必要だと思ったら後付けで何でもやってしまうのです。
こんな事を聞いた記憶があります。
パリの地下鉄では、フランス語の案内が流れているそうですが、その中に日本語で「持ち物にはくれぐれもご注意を」と流れるそうです。親書の受け取り拒否、天皇陛下への謝罪など現実を受け止めなければならないのですが、
平和ボケの日本人には理解し難いことでしょうが、領土問題は最終的には軍事力が物を言います。
日本の若者、韓流ファンなど事実認識をしているのかどうか。これは、大きな不安材料です。
同じパリのホテルでは、中国語で「部屋備え付けの備品を持ち帰らないでください」と中国語だけで書かれているそうです。
これが、世界の常識なのです。
竹島、尖閣諸島をどうすべきなのか。
日本は尖閣諸島は韓国の竹島占拠に倣い島に恒久施設を建設し定住者を住まわせ、米国、中国と領有を争うベトナムやフィリピンと連携して抑止力を確保すべきです。
韓国にももっと強い態度で臨み、軍事介入さえちらつかせることも選択肢とすべきでしょう。
彼らは「力」を信奉する人たちです。「力の信奉者」には「力」で立ち向かうことが重要です。
「力」とは軍事力だけではありません。国民も結束して立ち向かうこと、それが最も重要なことなのではないでしょうか。
中国は欲しければ「奪い取る」という原始時代のような思考回路で、周辺国に悪辣ぶりを発揮しています。
日本は今、重大な危機に直面しています。
しかし、政治家はそんなことよりも己の権力欲に駆けずり回っています。
国民の期待する「橋下」なる人物も、この権力欲騒動のお先棒担ぎをしていますので、「橋下」もまた国民のことなど眼中に無い証拠です。
今回は中韓について冷静に事実を考えてみます。
まず、韓国についてです。
歴史的に見ても、竹島は日本の領土であることに間違いはありません。韓国が竹島を占領したのは、1952年の李承晩ラインによるもので、日本は1905年に島根県の所管とされましたが、この時、韓国からは何ら異議も上がっていません。
韓国では、この1905年を日本に支配され、独立国家としての異議申し立ては出来なかったと強引な説明をしていますが、この時期は日露戦役中であり、前年に締結された「第一次日韓協約」がありましたが、日本が財政・外交に対し関与する立場の保証だけで、竹島の領有に異議を唱えることは可能であり、仮に韓国が異議を唱えていたのであれば記録が残されているはずですが、このような記録は一切存在していません。
韓国ではかつて、竹島は「面倒くさい島」でした。
1962年大平外相(当時)と金鐘泌中央情報部長は、大平外相に竹島問題の解決策として「竹島破壊」を提案したほどでした。
竹島上陸でを日韓関係を炎上させた李明博ですが、内政的な意味での行動であったのは明白です。
来年2月に任期満了を迎える李明博政権は支持率が危機的数字で、与党の存在をアピールし、退任後の逮捕の可能性もあり、自身の求心力を維持するために反日闘士のイメージを国民に植えつけるために竹島に禁じ手である上陸を強行したのです。
韓国民には「反日」はウケますので、こうした愚行をやったわけです。
天皇陛下に謝罪を求めましたが、任期が過ぎれば〝ただの人〟であり、〝逮捕〟される可能性すら囁かれている人間が、どんな気で謝罪を求めたのか理解することすら出来ません。
ただ今回の一件で、韓国政府・国民の不勉強が明らかになりました。李大統領は天皇陛下を「日王」と表現していました。これは「日本の王」の意味ですが、天皇陛下を日本の君主であると曲解しているため「日王」という言葉を使いますが、一般大衆なら「日王」という言葉を使うのもわからなくもありませんが、大統領自らが「日王」という言葉を使うとは、李大統領は日本のことを理解していないのではと私は思いました。つまり、(頭の中身が)大衆レベルの大統領といったところでしょうか。
親日家と思われた李大統領でしたが、何もわかってない人だった証拠です。
中国についてです。
尖閣諸島は中国では詳細は伝えられていないようです。日本が実効支配しており、その真実が中国民衆に知られると共産党政府がひっくり返されるからでしょう。
尖閣諸島問題は論外です。
そもそも中国の国境線は、時代の国家戦略によりコロコロ変えられてきました。尖閣諸島は中国が70年代に海洋資源に目をつけ、領有を主張し始めただけのことです。
よくいる、大金を拾ったとニュースになると〝自称〟落とし主がたくさん現れる〝困ったちゃん〟と全く同じです。
共産党を自称していますが、中華思想の「欲しくなれば奪う」という「力」の論理が優先するのが当たり前の国ですから、中国の尖閣諸島領有権主張は驚くことはありません。
8月15日に尖閣諸島に香港の活動家らが上陸して逮捕され、事件は翌々日に日本が強制送還されスムーズに処理されました。
中国共産党当局は活動家らの行動を黙認しましたが、秋には共産党大会を控えており、当局は日本との表立った外交トラブルを抱えたくないのは明らかです。
日中の外交当局は水面下で調整を続け、落とし所を決めたようです。日中外交はある意味で、中国に借りを作れたのですから日本外交の勝利と言えるでしょう。
友人の日本在住の中国人(日本に女性と結婚しています)に反日デモについて聞くと、「暇な人がしているだけ」と素っ気無く言います。
私に、「○○さんだって仕事で忙しかったらデモなんて行けないでしょ?」とのこと。なるほどと感心していると、「デモやってるのは就職出来ない無職の田舎の人たち」と、高い失業率に喘ぐ中国民衆の多さが反日デモの裏にあることがわかります。
つまり、反日デモに名を借りた現体制への不満の表れということなのです。
そんな中、在中国大使の車が襲撃され、車に付けられていた日の丸が奪われる事件が起きました。
中国は世論に配慮し事件処理を検討中のようですが、これは外交官保護を定めたウィーン条約を無視するものであり、中国政府の重大な失態です。
犯人が意図すれば、大使の生命の危険もありました。不思議なのは、事件の概要と見ると大使が危険を認識していた様子が伝えられていません。親中派大使として、意地でも危険を認識しなかったのでしょうか。
中国の常識では、領土は奪い取るもの。
国際条約ですら、自国が弱体であった時代に結んだものは無効だと本気で考えている面すらあります。
中国軍幹部の一部には、沖縄は中国領とする発言がありますが、その根拠としているのはかつての中国に朝貢していたからだというのですが、中国の後漢時代に倭国が朝貢した記録があり、ということは日本本土も「中国領」と言われるのは、そう遠い先のことではないでしょう。
中国の論法は、必要だと思ったら後付けで何でもやってしまうのです。
こんな事を聞いた記憶があります。
パリの地下鉄では、フランス語の案内が流れているそうですが、その中に日本語で「持ち物にはくれぐれもご注意を」と流れるそうです。親書の受け取り拒否、天皇陛下への謝罪など現実を受け止めなければならないのですが、
平和ボケの日本人には理解し難いことでしょうが、領土問題は最終的には軍事力が物を言います。
日本の若者、韓流ファンなど事実認識をしているのかどうか。これは、大きな不安材料です。
同じパリのホテルでは、中国語で「部屋備え付けの備品を持ち帰らないでください」と中国語だけで書かれているそうです。
これが、世界の常識なのです。
竹島、尖閣諸島をどうすべきなのか。
日本は尖閣諸島は韓国の竹島占拠に倣い島に恒久施設を建設し定住者を住まわせ、米国、中国と領有を争うベトナムやフィリピンと連携して抑止力を確保すべきです。
韓国にももっと強い態度で臨み、軍事介入さえちらつかせることも選択肢とすべきでしょう。
彼らは「力」を信奉する人たちです。「力の信奉者」には「力」で立ち向かうことが重要です。
「力」とは軍事力だけではありません。国民も結束して立ち向かうこと、それが最も重要なことなのではないでしょうか。
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