憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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01221231 | [PR] |
08241854 | ミリオタ |
プロ(プロフェッショナル)とは、専門的知識・技術を有していること。厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者がそれを認める行為を実行していることでしょう。
インターネットの普及で情報が氾濫し、専門的知識・技術を有していなくともセミプロ程度の知識は得られます。
こうしたことから、自分が「プロ」のレベルに達した、「セミプロ」のレベルに達したと大きな誤解をして事件に巻き込まれることが目だっています。昨今のインターネットを使い犯罪に巻き込まれるのも、こうした〝勘違い〟があるのではないでしょうか。
内戦状態のシリアで日本人が拘束され、安否が気遣われています。
この日本人は、PMC(民間軍事会社:Private Military Company)のCEOだというのには驚きました。
日本にPMCなど作ったところで、ニーズは考えられませんし、仮にニーズがあったとしても訓練などを考えると、利益など上げられるはずもなく何かの「勘違い」から会社を設立したのではないかと思われます。
日本(人)は、「水と安全はただ」と戦後の平和教育で日本人に頭に刷り込みが行われ、海外で事件や事故に巻き込まれたり、「危機管理能力の欠如」として取り上げられたりします。
そんな国で、PMCとは理解に苦しむところです。
根本から勘違いのCEOが戦場に赴き、拘束されたという笑うに笑えない勘違いが今回の事件の深層にあるのではないでしょうか。
この日本人の会社の動画を見ましたが、驚きの連続でした。
まず、驚かされたのは「護身用」と称し、AK74を持っていることです。
戦場に立つのですから、「護身用具」は当然必要だと考えるのは自然です。
しかし、持っている本人には「護身用具」であっても、それを相手に向ければそれは「武器」になります。
日本国内では使い方を間違えば〝犯罪者〟になり、戦場では〝敵〟になります。
戦場に立った経験は私もありませんが、「銃」を持った経験者としては、それくらいは想像ができます。
「銃」を持つ以上、殺し合いになる覚悟が必要であり、銃を使わなければならない場面では躊躇なく引き金を引くことが生き延びる可能性が出てくるのです。
それを理解していたのか疑問ですが、銃器に接することのない日本では理解するのは難しいことです。
こうしたことがなぜ起きるのか。
日本では軍事教育が否定され、まったく何も知識として持っていないことが挙げられます。
平和な世界の追求に、なぜか軍事を否定してしまった我が国ではこれが当たり前であり、軍事知識等はカッコ悪いものだという認識を持たれるようになりました。
拘束された日本人男性は右的思想の方のように伝えられていますが、右でも左でもかまいませんが、バーチャルな世界で知識を得ても、それが現実問題として直面したとき、何もできない状態に陥るという悲惨な結果になったというべきでしょう。
私は個人的に右も左も勉強不足と常々申し上げていますが、その勉強不足が招いた結果が今回の拘束事件だと思います。
勉強不足でなければ、そもそもPMCなど立ち上げることなどなかったでしょう。
必要があれば戦場に立つことは躊躇しないと思いますが、戦場に立つには意気込みだけでは犬死するだけ、オタクはプロではないということを今回の事件は教訓として遺していると思います。
インターネットの普及で情報が氾濫し、専門的知識・技術を有していなくともセミプロ程度の知識は得られます。
こうしたことから、自分が「プロ」のレベルに達した、「セミプロ」のレベルに達したと大きな誤解をして事件に巻き込まれることが目だっています。昨今のインターネットを使い犯罪に巻き込まれるのも、こうした〝勘違い〟があるのではないでしょうか。
内戦状態のシリアで日本人が拘束され、安否が気遣われています。
この日本人は、PMC(民間軍事会社:Private Military Company)のCEOだというのには驚きました。
日本にPMCなど作ったところで、ニーズは考えられませんし、仮にニーズがあったとしても訓練などを考えると、利益など上げられるはずもなく何かの「勘違い」から会社を設立したのではないかと思われます。
日本(人)は、「水と安全はただ」と戦後の平和教育で日本人に頭に刷り込みが行われ、海外で事件や事故に巻き込まれたり、「危機管理能力の欠如」として取り上げられたりします。
そんな国で、PMCとは理解に苦しむところです。
根本から勘違いのCEOが戦場に赴き、拘束されたという笑うに笑えない勘違いが今回の事件の深層にあるのではないでしょうか。
この日本人の会社の動画を見ましたが、驚きの連続でした。
まず、驚かされたのは「護身用」と称し、AK74を持っていることです。
戦場に立つのですから、「護身用具」は当然必要だと考えるのは自然です。
しかし、持っている本人には「護身用具」であっても、それを相手に向ければそれは「武器」になります。
日本国内では使い方を間違えば〝犯罪者〟になり、戦場では〝敵〟になります。
戦場に立った経験は私もありませんが、「銃」を持った経験者としては、それくらいは想像ができます。
「銃」を持つ以上、殺し合いになる覚悟が必要であり、銃を使わなければならない場面では躊躇なく引き金を引くことが生き延びる可能性が出てくるのです。
それを理解していたのか疑問ですが、銃器に接することのない日本では理解するのは難しいことです。
こうしたことがなぜ起きるのか。
日本では軍事教育が否定され、まったく何も知識として持っていないことが挙げられます。
平和な世界の追求に、なぜか軍事を否定してしまった我が国ではこれが当たり前であり、軍事知識等はカッコ悪いものだという認識を持たれるようになりました。
拘束された日本人男性は右的思想の方のように伝えられていますが、右でも左でもかまいませんが、バーチャルな世界で知識を得ても、それが現実問題として直面したとき、何もできない状態に陥るという悲惨な結果になったというべきでしょう。
私は個人的に右も左も勉強不足と常々申し上げていますが、その勉強不足が招いた結果が今回の拘束事件だと思います。
勉強不足でなければ、そもそもPMCなど立ち上げることなどなかったでしょう。
必要があれば戦場に立つことは躊躇しないと思いますが、戦場に立つには意気込みだけでは犬死するだけ、オタクはプロではないということを今回の事件は教訓として遺していると思います。
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