憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
|
02091126 | [PR] |
11170800 | ブランド好きが生んだ食品偽装 |
日本人は「ブランド好き」です。
街を歩けば、ブランド物を手にした女性を見かけることはよくあります。最近では、女子中高生の間にまで「ブランド好き」は浸透しています。
日本人は高級ファッショブランドを好みます。しかし、日本人のブランド好きは、日用品、自動車、電子機器、食べ物だけでなく学歴にまで及びありとあらゆる物でブランド嗜好が強く出ています。
なぜ、ブランドを求めるのかを考えると、「品質」「生活に必要な物」というものではなく、別の理由があります。
考えられるものは、日本人に「価値観」が確立されていないということだと思います。何に価値があり、何が重要なのか日本人はそれを持っていないからではないでしょうか。当然、中には持っている方もいます。
価値・重要性を持たない人は、ブランド品を手にして安心・安全を手に入れたと満足するのです。
それだけではありません。
日本人の中にある集団を重視する精神が作用し、多くの人が手にするブランド物を自分も手にすることで、安心を得ているのです。「皆と同じものを持つ」ことで、他人の目も気にしないで済むのです。
こうしたブランド好きを利用し、そこに金儲けのためい食品偽装が起きたと私は思います。
何人かの料理人である友人がいますが、彼らは共通して言うのは、高価(ブランド物)で新鮮な素材を手を出して出して高い金を取るのは料理ではないということです。
料理は職人の技術から生まれるもので、高価な素材ではないと言います。
それが、現在ではブランド物の素材を利用し、それを提供して高い代価を得ているのが料理業界です。
それから考えると、起きて当然のことだと私は今回の偽装で感じています。
そして、問題なのは味の違いを本当に理解している人はどれだけいるかということです。
車えびをブラックタイガーとすり替えて出していたホテルがあったそうですが、車えびとブラックタイガーが近縁種ですから、味に大差はありません。調理せず生食であれば違いはわかるでしょうが、調理されたらその違いはまったくわからないと思います。
ブランド好き+金儲け第一=食品偽造が生まれたのではないでしょうか。
上辺だけ景気が回復したかのようですが、金儲け第一はそう簡単に払拭できるものではありません。ブランド好きも治るものはなく、食品偽装はまだまだ続くことでしょう。それを防ぐのは、まず消費者である私たちが味を覚えることではないでしょうか。自己防衛、それが第一です。
街を歩けば、ブランド物を手にした女性を見かけることはよくあります。最近では、女子中高生の間にまで「ブランド好き」は浸透しています。
日本人は高級ファッショブランドを好みます。しかし、日本人のブランド好きは、日用品、自動車、電子機器、食べ物だけでなく学歴にまで及びありとあらゆる物でブランド嗜好が強く出ています。
なぜ、ブランドを求めるのかを考えると、「品質」「生活に必要な物」というものではなく、別の理由があります。
考えられるものは、日本人に「価値観」が確立されていないということだと思います。何に価値があり、何が重要なのか日本人はそれを持っていないからではないでしょうか。当然、中には持っている方もいます。
価値・重要性を持たない人は、ブランド品を手にして安心・安全を手に入れたと満足するのです。
それだけではありません。
日本人の中にある集団を重視する精神が作用し、多くの人が手にするブランド物を自分も手にすることで、安心を得ているのです。「皆と同じものを持つ」ことで、他人の目も気にしないで済むのです。
こうしたブランド好きを利用し、そこに金儲けのためい食品偽装が起きたと私は思います。
何人かの料理人である友人がいますが、彼らは共通して言うのは、高価(ブランド物)で新鮮な素材を手を出して出して高い金を取るのは料理ではないということです。
料理は職人の技術から生まれるもので、高価な素材ではないと言います。
それが、現在ではブランド物の素材を利用し、それを提供して高い代価を得ているのが料理業界です。
それから考えると、起きて当然のことだと私は今回の偽装で感じています。
そして、問題なのは味の違いを本当に理解している人はどれだけいるかということです。
車えびをブラックタイガーとすり替えて出していたホテルがあったそうですが、車えびとブラックタイガーが近縁種ですから、味に大差はありません。調理せず生食であれば違いはわかるでしょうが、調理されたらその違いはまったくわからないと思います。
ブランド好き+金儲け第一=食品偽造が生まれたのではないでしょうか。
上辺だけ景気が回復したかのようですが、金儲け第一はそう簡単に払拭できるものではありません。ブランド好きも治るものはなく、食品偽装はまだまだ続くことでしょう。それを防ぐのは、まず消費者である私たちが味を覚えることではないでしょうか。自己防衛、それが第一です。
PR
- +TRACKBACK URL+