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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/03/07:02

03090800 アベノミクスは正しいことなのか?

アベノミクスで円安となり、円安により値上げのオンパレード。

「景気回復のため」とばかりに政治家は全員がダンマリを決め込み、メディアも何の反応もしていません。




確かに収益が上がらなければ賃金は上がりません。でも、円安で会社の業績が回復する会社とは、いったいどんな会社なのでしょうか???

円安は輸出に頼る企業には有利です。しかし、日本の企業は大企業でも20%台、中小企業では10%台しか輸出により収益を得ていないという指摘があります。

逆に急激な円安で、燃料費や原材料費の高騰を呼び、倒産する会社も少なからず出てきているともいわれており、アベノミクスによる円安は間違いであるかのように素人ながら心配です。

円安でガソリンは12週連続で値上がりを続け、2ヶ月間で1割以上値上がりしています。

燃料費高騰で値上げはやむを得ない面もありますが、中には「便乗」していると疑われる企業も存在しています。

まず、電力各社です。

東電の会長は会見で、「1円円安になると燃料費が年間330億円増加する」と語りましたが、電気料金には燃料価格や為替の変動によるコスト増を毎月自動的に転嫁しています。

それでもなお大幅な値上げが必要なのか???

週刊誌等に、電力各社は日本原子力発電に発電量ゼロにもかかわらず、電力購入量を支払っているとされています。

日本原子力発電は電力各社の共同出資で設立され、あの東電の勝俣前会長が天下っています。

小麦の値上げも伝えられましたが、日本の小麦の需要量の90%は外国産です。

農水省が小麦を全量買取、1kgに17円のマージンを上乗せして製粉会社に販売されています。国家統制が行われているのですが、このマージンは、国内小麦農家への補助として宛てられます。

マージンと関税で、製粉会社への売渡価格は国債相場の2倍ほどで、我々はこのシステムで高い小麦製品を買わされているのです。

それが値上げされるわけですから、さらに無意味な高い小麦製品を買うことになります。

すべては賃上げされれば問題は無いのですが、安倍晋三は経済3団体の代表に賃上げを〝要請〟しました。「業績が改善している企業は、報酬の引き上げを是非検討して欲しい」とお願いでした。

経団連の米倉は、「業績が改善している企業はまずボーナスの引き上げで対応し、本格的な景気の回復と持続的な収益の伸びが見込まれた場合は、賃金を引き上げる企業も出てくる」との見通しを伝えたそうです。

この言葉のどこに、「賃上げする」という意味が込められているのでしょうか???

経済団体は事実上賃上げを否定し、アベノミクスは国民を苦しめるだけだということに気付かないと、日本は本当に終わってしまいます。

ごく限られた企業だけを潤わせるために、国民は値上げラッシュで苦しめられる。これは正しいことなのでしょうか。

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