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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/27/22:57

06010700 権力の亡者は外交無能者

内閣不信任決議案の可決が現実味となりつつありますが、衆院解散・総選挙の可能性も取沙汰されるようになりました。民主党政権の閣僚や民主党執行部は「解散」の可能性を口にし、菅直人首相もベルギーでの同行記者団との懇談で、その可能性を否定しませんでした。脅しに使っているのでしょう。






復興に必要な第2次補整予算は8月までに先延ばしされましたが、「未曾有の国難」だと自らが叫びながら、その裏では不必要なことをあれこれと仕出かしています。

「日韓図書協定」は、不必要さは最たるものです。

菅直人首相は昨年8月、日韓併合100年に合わせ「首相談話」で〝痛切な反省と心からのお詫び〟を表しました。これを、自ら「未来志向外交」と名付けました。

「日韓図書協定」は朝鮮王室儀軌など1205冊の図書を韓国に引き渡すもので、民主党政府は今秋の李明博大統領の訪日に合わせ引き渡すことを目論んでいるようです。

日韓では、1965年の日韓基本条約などで互いにすでに請求権は放棄されています。日本は当時、3億ドルの無償供与と約2億ドルの借款などの経済援助で、賠償請求権は完全かつ最終的に解決したと条文にも記載されているのにも拘らず、菅首相はこれを独断で見直し、新たな韓国からの請求を受け入れてしまいました。

協定には「返還」ではなく、「引渡し」とされており、65年の日韓基本条約に抵触しないよう小細工されています。

韓国をこれで批判しようとは思いませんが、菅総理はいったいどこの国の首相なのかわからなくなります。

解決済みの問題をわざわざ蒸し返し、何が未来志向の外交なのでしょうか。

日本にある韓国図書返還はいいですが、韓国にある日本統治時代の朝鮮総督府の所蔵していた日本の図書については返還を求めてはいません。

「日韓図書協定」は明らかに、韓国へのご奉仕協定です。

浜岡原発で国民をペテンにかけ、まんまと出された国民の多いこと。

知日派の大統領ですから、この程度で済んでいますが、今後、反日強硬派の大統領が就任すれば、この協定をきっかけにどんな要求が出されるか考えるのも怖くなります。

我利我利亡者という仏教用語がありますが、〝我利我利〟とは自分の利益しか考えていないことで、亡者とは、そのことで頭がいっぱいになり人間らしい心が失われている人をいうそうです。まさに、菅直人首相は我利我利亡者になっています。

菅首相は自分の座を守るためには、国民だけでなく国まで売るような人間です。本当にこのままでいいのでしょうか?

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