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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/27/13:06

05290700 最小不幸社会の実現を

「どんなバカでも真実を語ることは出来るが、うまく嘘をつくことは、かなり頭の働く人間でなければならない」

イギリスの作家サミュエル・バトラーの言葉です。

こんな言葉も遺してくれています。

「たとえ信念があっても、達成できることはごくわずかなものだ。しかし信念がなければ、何事も達成出来ない」

ペテン総理にピッタリの言葉です。

彼に贈ってあげたいです。






3月12日05時46分から消防用ポンプで真水注入を行っていた福島第1原発1号機ですが、14時53分、真水が不足し冷却不能となり、水素爆発を起こしました。

政府は、この時の情報として、原子炉が使い物にならなくなると抵抗する東電に、菅総理はリーダーシップを発揮して、〝海水注入を指示した〟と公表されました。一部のメディアは、菅総理の「英断」だと伝えていました。

これに合わせるように、官邸からの情報は「18時00分総理大臣指示 福島第一原発について、真水による処理はあきらめ海水を使えと指示」とありました。

しかし、現実には東電の資料によると、海水注入は3月12日19時04分開始、同25分停止。

この停止は、現場判断で中止されず継続されていたことがわかりましたが、中断を命じたのは菅総理でした。

この情報が公表される前は、開始は20時20分とされており、海水注入は何が本当で何が嘘なのかわからなくなります。

興味深いのは、5月20日安倍元総理がメルマガで「19時04分海水注入開始。同時に官邸に報告したところ、菅総理が「聞いていない」と激怒。官邸から東電への電話で、19時25分海水注入を中断」とつぶやきました。

そして、「実際は、東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えており、実行した。しかし、やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです」と暴露しました。

そこで官邸から出された情報は、「菅総理は、真水注入を海水に切り替える方針を東電から事前に報告されていた。そのため、内閣府原子力安全委員会斑目春樹委員長に「海水を注入した場合、再臨界の危険性はないか」と質問すると、「ある」と返答されたので、原子力安全委員会と経産省原子力安全・保安院に対し、海水注入による再臨界の可能性について検討するように指示した」。

5月21日に開かれた政府・東電統合対策室の会見で、細野豪志総理補佐官は同様の情報を明らかにし、東電が自主的に海水注入を停止させたとというのが新たな情報でした。

海水注入を自分の手柄にしようと目論んだペテン師でしたが、出鱈目委員長の「可能性はゼロではない」と専門家らしからぬ言葉で官邸は震え上がり、海水注入停止を指示したわけですが、停止は無意味どころか、冷却を停止させたことになり、今度は出鱈目委員長に責任を転嫁しようとしたのです。

菅政権の大震災・原発事故への対応はペテンばかりです。

ペテン師と呼ばれようと、彼はへこたれないでしょう。何せ得意技は「開き直り」ですから。「菅降ろし」などなんのその。国民の支持率など、全く眼中にありません。

ペテン師は何とか今回の震災・原発事故を泳ぎきり生き抜く覚悟のようですが、震災・原発事故を生き抜かなければならないのは国民なのです。自分で施政方針として「最小不幸社会」を提唱したのですから、自身が居なくなればご自身の権力の座を失う不幸だけですから、是非とも最小不幸社会の実現を目指して、さっさと辞めていただきたい!!

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