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憂い next ver.

新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/27/16:24

05300700 一服すっぺよ~! №7

少しずつですが、災害派遣された自衛隊の様子が伝えられてくるようになりました。





入浴や生活支援で、避難所生活を強いられる被災者の方々が感謝する姿しかテレビや新聞などで伝えられていませんが、現実には別の実像もあるようです。

入浴支援では「湯を熱くして欲しい」、逆に「ぬるくして欲しい」と声。「風呂は綺麗にし欲しい」や「入浴時間が短い」など様々な苦情が出されているそうです。

現場の隊員たちは、避難所で生活するストレスのはけ口として自分たちに向けられていると甘受しているそうです。自分たちをストレスのはけ口として少しでも気がまぎれるなら、それでいいと指揮官から現場サイドの隊員たちまで行き渡っているそうです。

風呂に入れなくとも、自分たちは満足な食事ができなくとも、国民のためになれるのであればと、彼らは災害を俯瞰的に見つめ、少しでも被災された方々のお役に立てるように頑張ってくれています。

私も未だに、人様と比べて体力があることを「国民の皆さんの税金で鍛えましたから」と言ってしまいます。

現場にいる隊員たちも、私のこの言葉と同じ思いがあるのだと思います。〝日頃の恩返し〟とでもいうのでしょうか、そんな思いが彼らを突き動かしているのではないでしょうか。

苦情も中には、地元選出の政治家を通じ、JTFを通じ上意下達されるものもあるそうです。

これは、自衛隊としては当然の慣行ではありますが、「政治家」という絶対優位の存在からの指摘は、JTFも中途半端な対応ができず、どうしても詰問するような形になってしまい、こうした対応には自分たちの存在に疑問を抱くこともあるようです。

被災地ではない所に住む皆さんには、こうした現実があることを理解して頂きたいものです。

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