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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/27/19:10

05310701 やってはいけないこと

『世の中には出来そうにないことでも、やらなければならないことがあるし、出来ることでもやってはいけないことがある。この判断基準こそが、その人の価値を決める』

評価の分かれる方ですが、小野田寛郎元陸軍少尉の言葉です。菅直人首相に伝えたい言葉ですが、忘れてはならない人がいました。その名は、北澤俊美防衛相です。

正直なところ呆れてしまって、コメントも出来ないというより、したくもない状態ですが、皆さんに考えていただきたいと思いお話します。







自衛隊では、陸海空で持ち回りで陸:中央観閲式(陸自朝霞訓練場)、海:観艦式(自衛艦隊、相模湾)、空:航空観閲式(空自百里基地)で、毎年秋に行われています。

今年は、3月11日に起きた東日本大震災による巨大津波、原発事故など、自衛隊は5月30日現在でも約71,200名、航空機約330機、艦艇29隻が活動しています。

そんな中、北澤防衛相は「淡々とやるべきだ」と指示し、空自は5月20日に実施に関する通達を発出しました。

常識に欠けた話だと思いませんか?

私は怒りさえ覚えます。

空自幹部からも当然、「戦力と基地機能を被災地支援と危機管理に集中すべき」との意見が出ています。

震災からの復興は無能なペテン首相のお陰で遅れに遅れ、原発事故は未だに収束する道も不透明なまま。そんな状態で、いわば「祭」である式典を行うとい心理は、どこから出てくるのか全く理解できません。

仮に今秋に復興や原発事故の収束が見えてきたとしても、自衛隊が全力投入した兵力を休息させるためにも、式典は「自粛」すべきでないでしょうか。

「自粛すべき」というよりも、やる常識が全くわかりません。

巷間で取沙汰される「自粛」とは全く別物であり、開催に関する予算を考えれば、開催するよりも観閲式予算を復旧関連に回すのが「常識」ではないでしょうか。

仮設住宅が、これまで5月末までに30,000戸を完成させるとしていたのが、5月末で27,200戸と一週間程度遅れると国交相が陳謝しましたが、その一方では、「復興が遅れているとは全然思わない」と言い張る官房副長官がいるのですから、民主党政権は頓珍漢なだけです。

官房副長官は、「震災復興が遅れているとは全然思わない。被災地の市町村の力もそれぞれ違う以上、それを『遅れている』という国民は木を見て森を見ていない」と、国民を批判するかのような発言までしています。

国民を守るべき政府側の人間が、国民を批判して何をしようというのでしょう。私は、この副長官の発言をかつて擁護したことがありますが、今回の発言は絶対に容認できません。

自分の権力の座を守るために、国民を犠牲にするのはこれ以上許すことはできません。

この官房副長官に尋ねてみたいです。

「自衛隊は被災地で全力で救援に当たりました。その際、被災された方の主義・主張を聴取して差別しましたか?」と。

乃木希典陸軍大将の言葉が浮かんできます。

『武士道というのは、身を殺して仁をなすものである。社会主義は平等を愛するというが、武士道は自分を犠牲にして人を助けるものであるから、社会主義より上である』

仙谷さん、わかりますか?

ペテン師首相、コスプレ好き防衛相、左翼官房副長官、茶坊主補佐官、これが民主党政権の実態です。

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