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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/28/08:03

06040700 「想定外」を言い訳に使うべからず

原発事故に、「想定外」という言葉が使われています。







安易に「想定外」という言葉を使うことは、「想定」出来ていなかったという、自分の能力の低さのせいにするのは言い訳ではありませんし、自分の能力が低い事実すらわかっていないという、無能という意味に変わります。

「ごめんで済めば警察要らない」と同じです。

交通事故を起こしてしまったあなたは、「想定外」という言い訳が通用しますか?

自分の不注意、運転技術の未熟さ、種々原因がありますが、「想定外」は全く通用しません。

事故だけではありません。普通に社会生活を営んでいれば、いろいろな場面で言い訳をする場面が出てきますが、どこにも「想定外」で通用するようなものは何一つないのです。

それがなぜ、原発事故には通用するのか。それを通用させようとするのか。

原発が万が一事故となれば、多くの人間、下手をすれば日本国民すべての生命に関わることになるのは常識です。

多くの人命が関わる事態に、「想定外」というのは無能というほか、何と例えればいいのでしょうか。

想定外というのは、おとぎ話のようなものが現実に起きた場合をいうものです。

マグニチュード9クラスの地震は、7年前のスマトラ島沖地震があり、津波もこれまでのものとは全く次元の違ったものでした。

この時に、日本にも襲来する可能性がゼロではない以上、この地震の規模と津波を想定して対応していれば、「想定外」とはならなかったはずです。

スマトラ島沖地震を参考に出来なかったのは、無能だったからであり、多くの人命が関わることを考えていなかったからです。

私は原発は段階的廃止を検討すべきだと思います。

仮に継続するのであれば、被害妄想的思考をする人物に管理させるか、軍事知識のある人間を関与させるべきだと思います。そうでなければ、原発事故を防ぐ想定は出来ません。

東京電力や政府、地震研究家などが「想定外」という言葉を使うのは、無能さのカミングアウトであり、人命を無視していたということにほかなりません。

皆さんは、今回の震災で教訓を得てください。それが、誰もが出来る震災対応です。

大きな事でなくてかまいません。家族との連絡手段、保存食の保管、懐中電灯の準備など、たくさんのことがあります。それが、震災で犠牲になられた方への供養にもなるのでないでしょうか。

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