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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/26/01:14

06111446 東日本大震災

東日本大震災は、日本という国土を揺らしただけでなく、日本の根底から大きく揺さぶりました。

大きな揺れに続き、何もかもを流す巨大な津波。そして原発事故です。

震災に対して抱くものは、それぞれ、あの時をどこで迎えたか、出自も大きく影響するでしょう。

ビートたけし氏は、震災直後の週刊誌上で「これは2万人が死んだ一つの事件ではなく、一人が死んだ2万件の事件だったということなんだよ」との言葉は、世界の北野ならでは表現であり、あの時の現実を的確に表現したものと感心しました。

震災からの時間の経過をどう感じるか、「まだ2年…」なのか「もう2年…」なのかは、被災地との距離、被災地に縁とゆかりがあるかで変わってくるでしょう。

津波の被災地で大きな被害を受け、厳しい現実と向き合い、新しい世界を築き上げようとしている人たちには「まだ2年」と感じることでしょう。

苦しみがいつかは癒されます。しかし、心の中には傷跡は残ります。

しかし、この傷跡は教訓として後世に伝えられ、あの悲劇を繰り返さないための創造力となるでしょう。

失われた命、失われた物は取り戻すことはできません。しかし、失われた命、失われた物があるからこそ「力」になるのではないでしょうか。

諦めずに前に進む。

災害に強い暮らし、世界に通用する経済力、これこそが遺された私たちに課せられた運命なのではないでしょうか。

そして、厳しい目を持つこと。政治・行政に誰のための何のための政治・行政なのか怠慢はないか見張ることです。

一向に改まらない東電をはじめとする電力業界の体質。

私たちはこうした現実に目を向けず、あおの悲劇を迎えました。

その反省をし、悲劇を繰り返さないことを肝に銘じておくべきでしょう。

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