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憂い next ver.

新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :09/21/12:20

03111446 新たなる危機

・行政府にリーダーシップを持つ人材がいない
・危機的状況であるにもかかわらず縦割り対応
・俯瞰できる視点を持つ人材がいない
・その場しのぎの対症療法しか思いつかない
・現場無視
・危機意識を共有できない

私が東日本大震災・原発事故後に浮き彫りになったと思われる問題点です。




当時、政府は何をしていたか。

東工大応用物理学科を卒業した菅直人首相(当時)は「私は原子炉に詳しい」と吹聴していましたが、実際は全くの無知で、炉心溶融の兆候が表れているのを無視して原子力安全・保安委員会(当時)斑目春樹委員長と「お勉強」のために3月12日朝に福島第一原発を訪れています。

菅直人の視察で圧力容器から圧力を逃がすベントが遅れました。

ベントすれば放射性物質が漏れ、その場に首相が行くことなど危機管理上あり得ないことです。当然、ベントは遅らされることになりました。

訪問を強行したことでベントが遅れたとの批判に、菅直人は「行く前からベントの指示はしていた」と反論しましたが、これで現実をまったく把握していなかったことがわかりました。

岡田克也幹事長(当時)は、3月14日に大阪で「朝食会」で一人2万円の会費を集め開催しました。

震災直後の「朝食会」開催に批判が出ると、「売ってしまった券をどうするのか」とさすが商売人の一族と納得する逆ギレして見せ、「私は出席しないことにして開催した」と2万円を返すことなどまったく頭に無い守銭奴ぶりを見せました。

枝野幸男官房長官(当時)は、「炉心溶融の可能性」に言及した中村幸一郎原子力安全・保安院審議官を「国民に不安を与えた」と更迭。

原発事故の避難指示も二転三転しました。

これらはあくまでも主なものですが、何よりも問題なのは、政権が対応能力が無いにもかかわらず、野党から民主党に対する批判がまったく出ませんでした。

国家・国民の危機に、野党は何の危機感も抱いていなかのような有様でした。

先の衆院選で、当然政権は交代し自民党が政権政党となりましたが、本当にこれで私たちは危険から遠ざかったのでしょうか。

あの時、何のアクションも起こせなかった自民党が、本当に私たちの生命・財産を守れるのでしょうか。

巨大地震・巨大津波という自然の力に対し人間は無力です。

しかし、外交や経済問題は人間の力で対策や改善策の手を打てるはずです。

危機的状況、一部の煽りメディアは日中武力衝突の可能性を訴えていますが、一部で指摘されている通り尖閣諸島での武力衝突には日本は勝利するでしょう。

しかし、中国はミサイルによる日本本土攻撃をしないと言い切れるでしょうか。日本に滞在する中国人が破壊活動を行わないと言い切れるでしょうか。

震災・原発事故を風化させることは、更なる危機を招くことになるのです。

今、風化が進み当時の検証は行われないまま先に進もうとしています。

先行きのわからないままアベノミクスという幻想に踊り出す日本。

マスコミは何の疑問も口にせず、野党までもが景気回復とばかりに追及しません。

「あの時」と似ていませんか?

日本を焦土に変えたあの戦争の前と。

風化は絶対にさせてはならないのです。悲劇を繰り返さないために!

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