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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/26/07:40

09111446 教訓

日本人は良くも悪くも忘れやすい気質があります。

左翼政党は先の選挙で自衛隊の縮小を訴えていましたが、震災時の教訓を得なかったのでしょうか?

自民党から民主党に政権が代っていましたが、自衛隊は人員、駐屯地、防衛予算などを削減ばかり。

未曾有の災害を経験してもなお、削減を口にするというのは詭弁であり棄民というほかありません。それが党の主張だというのですから、恐れ入ります。

原発事故で停止していた原発の再稼働に向けた動きが見られますが、再び事故が起きた場合の対応がどうなのか明確ではないのは不安です。

電源喪失の対策を統一しボーダレスにするとか、放射性物質拡散の対策を徹底するとか、放射性物質拡散時の避難時の教育などできることがあると思うのですが、何一つ手を付けていません。

消防庁のHPで防災グッズを見ると、印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水と山ほどあります。

これを持って避難するなど、重装備の陸自隊員並みの重さになるでしょう。

現実逃避なのか現実無視なのかはわかりませんが、明らかなのはまったく適してはいないということです。

震災発生翌日、被災地上空に殺到した報道各社のヘリをどう規制するか、規制しなければそれらをどう活用するかなど考えられることを考えない、やれることをやっていないということになります。

以前、被災地の現状を伝えるためにご遺体の映像も流すべきだとお話しましたが、被災地だけでなく戦場などの真実を伝えないのは大本営発表と何等変わりはありません。

学ぶべきことは山ほどあります。その山から取捨選択し、自分のものにできるかどうか、それが今問われていることなのではないでしょうか。

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