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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/24/10:28

06190800 弁護士は嘘つきなのか、嘘つきだから弁護士なのか

NHK大河ドラマ『八重の桜』を皆さんはご覧になっていますか?

私は非常に興味深く見ています。星亮一氏の小説も読みましたが、明治維新を「維新」ではなく「革命」と読み替えれば、明治維新はテロリストによる「革命」だったことになり、軍事学的見地から見ると納得できるものが数多存在します。

問題は、こうした威勢のいい話に日本人が乗りやすいことです。

明治維新では「維新・維新」と浮かれた庶民の存在を忘れがちですが、太平洋戦争では同じように庶民が戦争を是認する世論があったことも忘れてはならないでしょう。




橋下徹がまたやりました。

威勢のいい論客から超越し、今ではただのトラブルメーカーに成り下がった橋下徹。彼の行動に拍車をかけるのは、私たちの威勢のいい話を好む姿勢にあります。

橋下の「慰安婦発言」をテレビ大阪の討論番組で〝問題あり〟としたのを、放送中に実施した視聴者の電話投票で約8割が「問題なし」との回答があり、橋下はこの結果に「有権者は冷静ですよ。小金稼ぎのコメンテーターとは違う」と勝ち誇り、その後もコメンテーターを威圧するような議論を展開したそうです。

番組終盤になり、水道橋博士が「小金稼ぎと言われたんで今日で番組を降ろさせていただきます」と番組中に降板。

橋下は「小金稼ぎ」を撤回しないかと聞かれても「(撤回は)ないです」と強気で通したそうです。

個人的には、どこまでも「小金稼ぎ」で通せば赦す余地もありますが、ツイッターでその後発言を撤回し謝罪するという相変わらずの支離滅裂な展開。

「謝るなら、最初からするな」と私は親に教えられましたが、橋下にはそうした親の存在は無かったようです。

威勢のいい話を私も日本人ですから、嫌いではありませんが、橋下に関して言えば強気の発言をしても、それについて問題視されるような動きが出た途端、「論点をずらし」「責任転嫁」とするということを繰り返してきましたので、橋下の発言は眉唾物という認識しかありません。

「人の口に戸は立てられぬ」と言いますが、無知を逆手に取る〝政治家〟の橋下ですが、自分が〝政治家〟という肩書きを全く理解していない危うさは、これからの日本にとりプラス要因とはなりません。

橋下は一度は「やめる」と宣言した囲み取材を再開、従軍慰安婦に対する発言を「日本人がこれだけ意識を持つことになったので、(自分の発言で)いい方向に向かっていけばいい」と自画自賛の発言。

従軍慰安婦に関する発言は「従軍慰安婦は必要だった」「駐留沖縄米軍の風俗業の活用を」との失言は、橋下の論理によればマスコミの「大誤報」なのでそうです。

天才的詐欺師のようです。

政界に進出した大阪府知事選への出馬は、「2万パーセントあり得ない」と否定した数日後、出馬会見を開くという厚顔無恥ぶり。カメレオンのような変幻自在は得意技。

大飯原発では再稼働に断乎反対の立場が、衆院選では「建前論ばかり言っても仕方ない」と断乎反対は雲散霧消。

国歌斉唱に教師の口元までチェックするのはおかしいと指摘されると、「国歌斉唱は誰が誰に命じたものですか。言ってみなさい!」と逆に質問して切り返すなど、論点をずらしてみせました。

大阪の高校の部活動についても、橋下は当初、どう語っていたか。肩書きと威勢のいい言葉がなければ、ただの嘘つきです。

英語の下手な大使が世界の物笑いのタネになりましたが、橋下さんはこれはご存知でしょう。

liarとlawyerです。日本人の耳には、同じような音に聞こえます。橋下さんは、果たしてどちらなのか…。威勢のいい話ではなく、彼の行動の総てを評価基準にするのが懸命な日本人のするべきことです。

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