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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/19/18:30

11030800 ハイル・ハシモト! ~橋下万歳!~ 

まだ原案(私案)の段階なので、十把一絡げで批判はできませんが、日本維新の会の次期衆院選で掲げる公約がニュースになりました。

私のような立場の人間は、「外交・防衛」に目が真っ先に行きます。

この原案によると、「日本固有の領土の竹島、尖閣諸島、北方4島については妥協しない」「国連安保理常任理事国入り」「集団的自衛権の憲法解釈を変更し法整備を行う」「2045年を目標に外国軍の国内駐留を全廃」「日本全体で沖縄負担の軽減を図るロードマップを作成する」のだそうです。

領土問題は竹島・尖閣諸島・北方4島は、それぞれ状況が異なっており、〝妥協しない〟で片付けられるものではありません。

この違いの認識不足と言いますか、政府・外務省は勉強不足から解決に向けて努力できるものをしてこなかった事実があります。

同じ次元で扱っているということは、やはり日本維新の会(以下、維新の会)も勉強不足である観は否めません。

その一方で、「国連常任理事国入り」を謳うのは…数年前、日本が常任理事国入りを目指し彼の国で、政治指導部の煽動による大規模なデモがあったのをお忘れなのでしょうか。

集団的自衛権は必要ですので、これでよしとします。

「2045年を目標に外国軍の国内駐留を全廃」とは、鳩山さんのような夢見る政治の再現のようです。

外交・防衛の公約だけ見ても問題ありきですので、私はやはり反維新の会ということになりそうです。





橋下徹氏、日本で注目されている政治家の一人です。

しかし、メディアを上手に使い自分の主張を正当化し人気取りをする姿は、政治家として評価できるものなのでしょうか。

流行に乗って失敗した民主党ですが、国民はその失敗に懲りずに維新の会へ投票するのでしょうか?

橋下氏の政策ずべてを否定するものではありませんが、彼の政策の進め方には、どこか暴力的なものがあると私は感じています。

口が達者で、政策を強引に進める、どこかヒトラーに重なる面があるのです。

それに、ナチが掲げた指導者が被指導者に対して無条件の服従と忠誠を要求する「指導者原理」に似た手法。彼がヒトラーと重ならないのが逆に不思議なくらいです。

確かに、日本の政治は世襲がはびこり人材の枯渇により劣化が続いています。これにより、強力な指導者が必要であるのは事実ですが、だからといってヒトラーを認めるようなことがあってはならないのです。

政策の遂行に暴力的な面を容認することは、外交の一手段である「戦争」をより身近なものにしてしまうことも考えられます。

個人的には、戦争があれば再び銃を手にすることを厭わない覚悟はありますが、外交的解決の手段として戦争を安易に選択してしまうのは絶対に認められるものではありません。

領土問題で妥協しないのであれば、外交的解決手段として「戦争」も選択肢の一つになるのは明白です。

そしてまた、外国軍の国内駐留を全廃することは、日本が国防に関し自立することで、強力な軍隊を持つことになるのは私が説明するまでもありません。

莫大な費用と時間を要するものですが、日本が真の独立国家となるかという判断が求められるもので、現在の日本の状況からそれが可能かどうか疑われるものです。

誰もが「おいしい話には裏がある」ことくらい理解していることです。

次期衆院選は、日本人の良識が試されると私は考えます。

民主党も自民党もダメ!
では、何をどう選択するか…それを考えてみませんか。絶好の機会です。

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