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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :03/29/06:04

05130800 沖縄は中国のもの、次は何ですか?

とうとう来ました!

8日付の中国『人民日報』(中国共産党中央委員会機関紙)に沖縄県・尖閣諸島に関し、「歴史的な懸念で未解決の琉球(沖縄)問題を再び議論できる時が来た」との論文を掲載しました

日本メディアの論調は、侵略主義国家の妄言との扱いがほとんどですが、私はこれは中共が発するシグナルの疑いが濃いものであり、非常に危険な動きが起きようとしていると懸念しています。




「琉球独立運動」をご存知でしょうか?
皆さんの中で、どれほどの人がご存知なのかわかりません。多分、ごく限られた方しか知らないのではないでしょうか。

実は、沖縄県民は反日感情がたいへん強い〝事実〟があります。

琉球はこれまで、薩摩藩による琉球征伐、明治期の琉球処分などの日本から侵略されたという感情が強く、これを引き金に反日感情がたいへん強いものとなっています。

明治期には、沖縄県が新たに設置されると、旧宗主国である清国に亡命し「琉球王国の再興」を働きかける旧支配層の一部もいたそうです。

更に、我々の耳目に触れることはありませんが、沖縄の占領の裏には米国政府の日本と琉球は異なる国家・民族であるという認識を持っていたためだとされています。

そして、帝国主義の圧政から少数民族の解放したというプロパガンダ的要素が含まれていたのです。

事実、沖縄占領後には「独立運動」が激しくなりました。

詳述はしませんが、「普天間基地問題」「オスプレイ」の配備からまたぞろ独立運動の気配が漂っているのです。

それも、県民は独立志向が薄らいでいるというのに、沖縄などの著名人などから「独立」という言葉が出てきています。

こうした動きに呼応するかのような中共機関紙の論文発表ですから、誰が見てもこれは中共の独立派へのシグナルであることはわかることです。

つまり、沖縄の独立運動派の中に中共に通じる人間がいるということです。

「琉球自治州の会」では、「琉球は歴史的に中国との関係が深い。中国が今後、超大国化するのは確実。琉球自治州が実現すれば、日中交流の先導役も可能です。東アジアの平和に琉球が果たす役割は大きい。独立に移行するかどうかは、将来の世代が決めればいい」との見解を示しています。

つまり、寄らば大樹の陰で中国の勢いに乗って独立を画策しているのがバレバレです。

どう見ても希望的な展望から独立を訴えているわけですが、中国に期待するとはチベットなどをはじめとする少数民族が、中共政府の弾圧に苦しんでいることをわかっていないのでしょうか。それとも、こうした運動家は独立後、中共お幹部に取り立てられるといった約束でもあるのでしょうか。

ネトウヨの記事のようになってしまいましたが、残念ながら独立運動と中国の関係は深いものだというのが事実なのです。

老婆心ながら、沖縄の独立を最も願っているのは独立派ではありません。「中国」です。

沖縄が独立すれば、侵略の対象とはならなくなるかもしれませんが、カネ(経済援助)と引き換えに米軍基地に人民解放軍が進駐してくるでしょう

理由は簡単です。
中共の仇敵である台湾に近く、領土紛争を抱える東南アジア諸国への足がかりにもなり、東シナ海を完全に中国の内海にできます。

沖縄→台湾→フィリピンと侵略を進めれば南シナ海も内海となります。

中国の主張は東シナ海・南シナ海侵略の第一歩なのです。そこを取り違えたら、沖縄の独立などまったく無意味なことになるのです。

それをわかっているのか、それとも承知の上で中国に取り入ろうとしているのか、もう一度考えて欲しいものです。

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