憂い　next ver.

竹島を領有する根拠は歴史ではなく、「李承晩ライン」という海洋主権宣言に基づいた、韓国政府が一方的に日本海と東シナ海に設定した軍事境界線によるものです。

名目は「海洋資源保護」で、韓国附近の公海での漁業権は韓国籍の漁船に限定するというもので、韓国籍以外の漁船は武力による強制排除するというものでした。これに違反した漁船は韓国による臨検・拿捕・接収が行われ、乗組員に対し銃撃が行われ死亡者も出ました。

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臨検・拿捕・接収は許容できるものですが、漁船（民間船舶）に対する銃撃は旧ソ連でもありましたが、調べた限りでは旧ソ連による銃撃は密漁船に対するものは行われていたようですが、韓国の場合は全く次元が違うものです。

日韓基本条約締結の際に日韓漁業協定の成立で李承晩ラインが廃止されるまでの13年間で、韓国は日本人3,929人を抑留、拿捕された船舶は328隻、死傷者は44人にのぼりました。

臨検・拿捕・接収はまだ容認できなくもありませんが、抑留された日本人乗組員に対する韓国の扱いはナチと同じという人道に反したことを行っていました。

抑留された日本人の乗組員は6畳ほどの部屋に30人も押し込められ、わずかな食料と桶1杯の水が1日の分量とされ、非人道的な扱いが行われました。

他国の人間でありながら、日本人乗組員の中に共産主義者がいると知れると抑留は数年に及ぶこともありました。

これは、国境侵犯ではなく韓国による拉致です。拉致は北朝鮮の十八番ではなく、実は韓国が先鞭を着けていたのです。

驚愕させられるのは、李承晩ライン問題解決で、韓国政府は日本人抑留者と交換に、日本で重罪犯として収監されていた韓国・北朝鮮人の放免を求め、日本は在留特別許可を与えました。これらの犯罪者の帰国は韓国政府は拒絶し、日本国内に解き放たれたのです。韓国は日本国内に破壊工作員を解き放つよう求めたのです。

日本人は歴史を学ばないと半島や大陸の人々からお叱りを受けますが、確かにこのような事実を知らない日本人は悲劇です。

歴史を学ぶと韓国の無茶苦茶ぶりがハッキリと浮かんできます。

1949年には対馬の領有を韓国は宣言し、日本に対し対馬返還を要求しています。1951年にはサンフランシスコ講和条約草案を起草中の米国政府に対し、在朝鮮日本資産の韓国政府への移管、竹島、波浪島（ありもしない島）の韓国領編入、マッカーサー・ラインの継続を求めました。

このように、竹島は歴史が韓国領という主張はウソであり、戦後、様々な手段を用いて竹島を我が物としようとしていたのです。

韓国が正当性を主張する領土問題ですが、彼らに正当性は全く存在せず。彼らの非人道的行為をご紹介します。

1953年2月4日、済州島沖30マイルの公海上で操業していた福岡県の「第一大邦丸」と「第二大邦丸」が、近付いてきた韓国漁船「第一昌運丸」と「第二昌運丸」により銃撃追尾される事件が起きました。

漁船は韓国海軍が運航させており、明らかに日本漁船を騙し拉致する目的があったのは明白です。

日本語で「魚は獲れますか」と話しかけ、韓国漁船は通り過ぎ、附近で停船したそうです。攻撃のチャンスをうかがっていたのです。

「第一大邦丸」が揚網作業に入ると、突然、韓国漁船は銃撃を開始。日本漁船二隻は逃走しますが、約1時間後に「第二大邦丸」が拿捕され、さらに逃走する「第一大邦丸」には、さらに銃撃が加えられ、操舵室にいた漁労長は頭部に被弾、約1時間半後に拿捕されました。

二隻は済州島に連行され、日本人乗組員は警察に引き渡され、船内の私物と装備品、漁獲物は没収されました。

乗組員は漁労長の負傷を伝えましたが、韓国人医師は「これは駄目だ」と手当を拒否。警察に引き渡された乗組員は漁労長の治療を依頼しますが、「我々は軍の命令によって行動したのであって、我々に責任はない」とこれも拒絶。憲兵隊に直訴しますが、憲兵隊長は「盲貫銃創だからとても駄目だ」と拒絶されました。

信じられますか？

非戦闘員に対し銃撃を加え拉致連行し、治療もしないで済ませようとするのは、国際法どころか人道的にも大きな問題です。

乗組員の度重なる求めでようやく軍病院に入院が許可されますが、「車はすぐに来る」と言われたものの、韓国側は車を出さず漁労長は死亡してしまいます。

乗組員は死亡した漁労長の火葬の手配を依頼しますが、韓国側は黙殺、乗組員たちは残された私物を売り払い葬儀を行い、火葬に足りなかった薪は近くの松の枝などを補いながら翌日火葬にしたそうです。

50年前の出来事です。

日本人は朝鮮半島を併合したと主張するのはわかりますが、それを一般市民に対し銃撃し負傷させ治療もしない、死亡しても葬儀もしない、それは併合とどう関連するのでしょうか？

この犯罪行為に正当性は全くありません。

大袈裟な表現ではないと思いますが、韓国による「絶滅収容所」のような扱いはこれだけでは終わりません。

拉致された乗組員は4畳ほどの部屋に18人が押し込められ、食料は一切支給されませんでした。乗組員は船内に残った食料で食いつなぎました。

取調べでは、韓国側は済州島より9マイルと主張。乗組員はコンパスの時差・速力から間違いを指摘すると、韓国は両者の主張の中間としようと、13マイル附近で拿捕されたと捺印させられました。しかし、実際には済州島より30マイルであったとされています。

韓国は様々な捏造と虚偽の調書を作り、この事実が米国に知れると、手の平を返したように釈放が決まりました。

釈放の際、、「死亡した人に対しては非常にすまない。今韓国は戦時下であるので、君たちに食糧をやりたくてもやれないのだから。あまり内地へ帰っても韓国のいわば官憲の悪口を言わないようにしてくれ」との担当責任者からの求めがあったそうです。

驚きを通り越し、開いた口が塞がりません。

韓国の犯罪は、①民間船舶に対する無警告射撃、②民間船舶に対する軍事行為、③拉致、監禁、虐待、ジュネーブ条約違反です。

それでも、彼らは自分たちに正当性があると主張しているのです。なぜなら、日本は韓国を併合し侵略した。従軍慰安婦を強制連行したから、その責任は日本人の全ての責任があるのです。

それでも、韓流ブームですか？
それでも、隣国のトモダチですか？

韓国から「日本人はバカなのです」、そんな囁きが聞こえてくるのは私だけでしょうか？

[5回]