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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/26/01:22

09170800 デモ参加者が多ければ正義なのか

官邸前で「反原発デモ」を主導する市民団体メンバーら11人と〝異例〟の面会をした野田首相。

裏で糸を引いたのは、菅と辻元であったといわれています。





デモにより政治的効果を求めることは、民主主義といえるのでしょうか。

デモに参加する人数が多ければ、それが国民の総意といえるのか。

デモは集団で意思や主張を他に示す示威行為です。

少数が政治的インパクトを持たせる示威行動としてテロ行為があります。もし仮に、反原発デモを主導するメンバーが、政治を動かそうという意思があるとすれば、それはデモという範疇を大きく逸脱しています。

言論の自由と履き違えていますが、これは言論の自由とは別物です。

日本は代議制民主主義国家です。政治家は選挙により国民の負託を受けた人たちです。その中から首相が選ばれ、首相は国民の最大多数の最大幸福が得られるように政策が実行されていくのです。

仮に首相の政策が国民最大多数の最大幸福には結びつかないと判断されれば、選挙により落選させられることになります。

反原発団体が政治への訴えだというのであれば、健全な行為は選挙で一票を投じることのはずです。多数が終結して声高に主張することではないのがわかるはずです。

何故、野田首相がデモの代表と面会することを選択したのか、この選択は民主政治の大きな汚点となると考えます。

まず、デモが民意を代表する人たちなのか。

福島は東電の補償対象となっていますが、隣接する宮城県などでは補償の対象とはならないばかりか、こうしたデモによりいまだに風評被害から抜け出せずにいる小さな町もあることを、反原発でデモを続ける人たちはわかっているのでしょうか。

かつてシンセサイザーやコンピューターを駆使して音楽活動をしていた坂本龍一氏が「たかが電気」とおっしゃりましたが、電気を使って活動していた人が言える台詞ではありません。

このように反原発運動はお祭気分で騒いでるだけで、このような団体を主導する人間と一国の首相が面会するとはあってはならないことだったのです。

街宣車を連ね大音量のスピーカーでまくし立てるのと、反原発を唱え数万人も集めるのと何の違いがあるのでしょう。

非暴力とはいえ「圧力団体」に、国の最高権力者が面会することはあってはならないことだったのです。

電気は「たかが」で片付けられるものではなく、国家のエネルギー政策であり、国家の基本的戦略を成すものです。

圧力団体の声に惑わされるようなことがあっては、将来の日本の将来を誤らせることになります。

福島原発事故は、東電の無能さと菅直人による政治介入で現場を混乱させた人災であることは明らかです。

原発事故の一方の当事者である菅直人の仲介で、反原発団体と首相が面会するとは、野田首相の見識が疑われるものです。

野田首相が反原発団体の主導者と面会したのは、8月22日でした。

韓国大統領の竹島上陸、尖閣諸島中国人活動家上陸と国家の主権が侵されているのに、それでもなお「反原発」を訴える人たちと面会するとは、国益を大きく棄損したことであったのではないでしょうか。

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