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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/25/05:33

07070800 どうなってんだろ?

野田首相、輿石幹事長、お決まりの造反をした小沢・鳩山、収拾がつかない状態の民主党です。

「政治生命を懸ける」と公約違反をゴリ押しした首相。与野党協議をして合意したというのに、自らの党をまとめることができなかったのでは、与野党協議の意味が無くなることになり、党内をまとめられなかった民主党幹部は自分たちの責任をどう認識しているのでしょうか。

「党内融和」などと呑気なことを言っていますが、裏を返せば自分たちの保身だけの「融和」でしかないのは見え透いたことです。

政権公約を破るのに、「政治生命を懸けた」野田首相。真に政治生命を懸けたのであれば、法律が通れば即刻解散総選挙に打って出るのが常識だと思うのですが…






私は敗戦で新たに組み立てられた日本のシステムの破綻が、このような事態を招いてしまったのではないかと感じています。

まず、占領下にやっつけ仕事で制定された現行「憲法」の存在があります。

自由、民主主義、国民主権など戦前にはないものが国民の手にもたらされました。しかし、独立してもなお「やっつけ仕事」の憲法に固執し、〝個人〟が優先され〝国家〟という観念が欠落したまま時間を無為に過ごしてきました。

敗戦のトラウマから、為政者たちは経済発展のみを国是とし、外交は対米盲従外交のみで冷戦を乗り切ってしまいました。

その結果、国民は戦争から遠い世界にいると錯覚し、「国を守る」という持っていて当然の感覚すら欠落してしまいました。外交は学ぶことをせず、冷戦の崩壊で新しい枠組みを構築することはできませんでした。冷戦の崩壊で為政者は目標・目的を見失ってしまったのです。

こうした感覚が、拉致事件や領土問題など解決できないでいる国に成り下がってしまったのではないでしょうか。そして、それが政治に波及し現在のような事態になってしまったのではないでしょうか。

国旗・国歌という概念が崩壊し、個人の主義・主張ではなくイデオロギー的色彩を加味したものとなっています。

この国は、国の体をしていますが、実際には国ではないのです。

拉致事件を皆さんはどう思っていらっしゃいますか。

当時の自民党政権は、「テロ」としていましたが、国際的には「戦争」と解されてもいい行為なのです。

何故か、誰も怒りの声を上げない。

今年はオリンピックイヤーです。

メダルを取ると、また君が代を歌い、日の丸を打ち振る姿を目にすることでしょう。しかし、その実体は何の中身もない国だというのは非常に悲しむべきことです。

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